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設計、施工を担当
築40年の実家をリノベーション。カップボード一体型のダイニングテーブルは、調理から配膳までを一貫して行えるこだわりのポイントです。既存の欄間や柱を活かしつつ、各所にブルーのアクセントカラーを取り入れることで、和モダン×ナチュラルの施主様お気に入りの空間へと生まれ変わりました。
お子様が育ち、マイホームを購入するかどうかを検討していた施主様ご家族。いろいろ迷ったうえで「愛着のある実家を住み継ぐ」という選択をしたことからリノベーションを決意されました。プランの提案力や対応力を気に入ってくださり、KULABOをお選びいただきました。
「とにかくリビングを広々とりたい!」というのが施主様の第一希望でした。既存の和室を壊すことで圧迫感をなくし、光をたくさん取り入れた明るいリビングのご提案を気に入ってくださり、より施主様の好みに合うようにブラッシュアップしていきながら打ち合わせを進めていきました。
空間デザインを考える中で、「長年住んだ家の思い出を活かしつつ、母も心地よく過ごせるようにしたい」というご希望もいただき、施主様お好みのナチュラルテイストと既存の和を融合させる計画を行いました。
カップボードと一体化したダイニングテーブルが一番のお気に入りです。横に壁を設けることで、電子レンジやトースターなどの大きな家電を隠すことができ、カウンターを散らかさずに作業台として多く利用しています。コーヒーやパンなどの朝食は、このテーブルで調理から配膳まで完結できる優れものです。また、本棚とも一体化しているため、誰が本棚の近くに座るか取り合いになりましたが、最終的には息子が勝ち取りました(笑)
リノベーションをした家に住んで1年がたちますが、断熱性の向上に本当にビックリしています。
今回の工事はインプラス(2重窓)をメインに断熱性を高めたのですが、底冷えなどもなく冬は暖房をほとんど使用せずに生活できました。今まではストーブとエアコンどちらもないと冬を乗り越えれなかったのでとてもビックリしています!
リノベーション前の家は廊下が広く、ただ部屋が多いだけで、空間をうまく活用できていないというデメリットがありました。そこで、リビングなどのくつろぐ空間は広くとりつつも、動線上に新しい収納を計画することで、収納力がグッと上がり片付けの習慣が身につきました。特に廊下に設けた大容量の収納スペースは、帰宅後の上着や仕事道具、息子の学校関係の道具を全て収納でき、リビングが散らからずにすんでいるのを実感しています!
カップボードとダイニングテーブルを一体型で造作。水や汚れに強いメラミン化粧板を使用したことで、メンテナンス性も抜群です。
天板が繋がることで開放感を出しつつも、スムーズな配膳が可能に。キッチン側の収納部分は無印のステンレスフレーム収納がシンデレラフィットするように計画。
リビング側につながる本棚と筋交いにかかるワークスペースを一緒に製作。木目が統一され、より一体感のある空間となりました。
和室にあった欄間は、枠を無くしすっきりとした仕上げに。モダンテイストに馴染み、リビングのアクセントになっています。
欄間の色味に合わせた木材の色を選定し、部屋全体に統一感を持たせました。
玄関の柱は、開放的にみせるためにあえて現しに。黒塗装を施すことで目を惹くデザインとなりました。
造作洗面台はL字型に計画し、空間の収納力を最大限に確保しています。
作業台として計画した洗面台は、お風呂に入る前に時計や眼鏡などの小物を置くスペースとしても、アイロンをかける家事空間としても活用できます。