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摂津の家

手掛けた建築家

設計、監理、インテリア、エクステリア(庭・外構)を担当

摂津の家 (外観・夜景)

外観・夜景

ブラックとホワイトのシンプルな外観。夜には常夜灯が灯り昼間とは違う、ラグジュアリーな雰囲気を醸し出します。

摂津の家 (外観・昼景)

外観・昼景

ブラックとホワイトの全面タイル張りの外観。緩やかな片流れの大屋根はシンプル且つモダン、外に生活臭の出ないようにと入念に配慮した設計です。

摂津の家 (玄関ポーチ)

玄関ポーチ

玄関ポーチは外から生活の様子が覗えないよう且つ、通風が確保されるよう、また防犯的にも侵入しにくい構造としました。

摂津の家 (スタイリッシュでモノトーンの玄関)

スタイリッシュでモノトーンの玄関

玄関は天然石、タイル、ガラスモザイクタイル等々、硬質でスタイリッシュなモノトーンの色調の素材で構成しました。左側の黒い部分は鏡面のブラックセラミックです。右手の玄関収納に入るハンガードアにはブラックミラーが全面貼られていて反射し合い、より高級感を演出しております。

摂津の家 (玄関ホール)

玄関ホール

玄関収納側の壁にはベネツィアンガラスモザイクを全面に貼りドアにはブラックミラーを張ったことでよりスタイリッシュな雰囲気が出ました。

摂津の家 (ホール)

ホール

モノトーンで構築された空間。白大理石のような大型のセラミックタイル床や無垢杉材で造られた黒い縦格子はLDK空間を予兆させる部位となっています。LDKくらいの広さが有ります。

摂津の家 (ホール)

ホール

黒い縦格子は親世帯への目隠しとしての役割と空間のテイストを高めるための小道具です。建具屋さんに杉無垢材を加工し製作してもらい極艶消しの黒塗装としました。

摂津の家 (玄関の縦格子)

玄関の縦格子

親世帯と子世帯との境目にある縦格子。造作ではなく精度を求めて建具屋さんに作って貰ったもう一つの理由は近くにある製作建具の杉材と素材を統一したいが為です。おかげで質感が全く同じものになりました。

摂津の家 (仏間)

仏間

玄関ホールの隣、親世帯の寝室との間にある仏間。勿論、京間(関西間モジュール)で出来ているので広々してます。天井は網代天井、その間にスリットを設けて間接照明としています。

摂津の家 (玄関ホール吹き抜け)

玄関ホール吹き抜け

玄関ホールはLDKに入る手前で吹き抜けになっていて2階のファミリールームと直接的に繋がっています。上から光が降り注ぐので窓が余り無いのに明るさは十分確保できています。

摂津の家 (ホールの洗面コーナー)

ホールの洗面コーナー

玄関ホールには客用のトイレと洗面コーナーが有ります。ガラスモザイク、指紋の付かない黒のセルサスカウンター等、全てオリジナルにデザインし家具工事で製作しております。ボールはノリタケ製の金モールのスタイリッシュな商品を据えました。

摂津の家 (客用トイレ)

客用トイレ

玄関ホールにある客用トイレ、LDKに近いのでお客様が使うのに都合が良い位置に配置しています。仕上げもガラスモザイクタイルや黒大理石調セラミックを全面に使用し豪華さを演出、便器もブラックタイプを採用しました。

摂津の家 (リビングルーム)

リビングルーム

庭園を意識した空間構成は設計の当初からイメージしていました。禅寺に必ずある方丈を空間の骨子として構成、庭園が直接LDKに面するのではなく間に屋根付きのタイルデッキテラスを配したのはまさに伝統的な空間構成に倣っただけです。廻廊部分の天井には棹縁付きの柿渋和紙を貼り天井を低く押え奥の天井が高く見えるようにするのも日本の伝統的な手法。奥の壁にはトルコ共和国だけに産する大理石を貼り床全面はタソス系の大型セラミックで仕上げました。

摂津の家 (リビングダイニング)

リビングダイニング

庭園側の開口部廻りを絵画の「額縁」に見立てて黒のガラスモザイクタイルを貼りブラックサッシを併用することで庭園が美しく見えるよう設計しました。基本的に間接照明だけで明るさを確保、生活のシーンに応じてペンダント、ダウンライトと各種ある照明形式を組み合わせて光の効果を愉しむことが出来ます。

摂津の家 (木製ブラインドを降ろした状態のリビングダイニング)

木製ブラインドを降ろした状態のリビングダイニング

電動木製ブラインドは米国のナニック製。開閉するモーター音は心地良く室内に響き渡ります。外からの視線が気になる場合はプライバシーを保護しながら外光を優しく採り入れることが出来ます。

摂津の家 (消灯時のリビングダイニング)

消灯時のリビングダイニング

照明を全て消灯しても庭から入る光で充分、明るさが確保できます。照明が無い方が素材本来の色調が発色して落ち着いた雰囲気が生まれます。

摂津の家 (キッチン側からリビングルームを見る)

キッチン側からリビングルームを見る

キッチン側から観るとLDKの広大さ(約40畳)が良く分かります。庭との関係もベストな位置にあり調理をしながら、食事をしながら、ソファで寛ぎながら、それぞれの位置から東西に長い庭園を眺めることが出来ます。

摂津の家 (屋根付きタイルデッキテラスと庭園)

屋根付きタイルデッキテラスと庭園

庭とLDK空間との間には全面屋根付きのタイルデッキテラスを設けました。この空間の効果は日除けと雨の日にも掃き出しテラス窓を全開できるメリットが有ります。また屋根付きのタイルデッキテラスでは日常的に家族や友人同士でバーベキューを愉しまれておられるようです。

摂津の家 (タイルデッキテラスから庭を見る)

タイルデッキテラスから庭を見る

屋根付きのタイルデッキテラスから眺める庭園は構造体のフレームで縁取られた黒い「額縁」のような深いシェードから美しく眺めることが出来ます。

摂津の家 (クロチクの坪庭)

クロチクの坪庭

タイルデッキテラスの一角は風の抜ける屋根なしの坪庭が有ってクロチクを受け込みました。地下茎は横に伸びないよう地下に隔壁を仕込んでいますので思わぬ場所に竹が顔を出すことは有りません。

摂津の家 (坪庭のクロチク)

坪庭のクロチク

坪庭にはクロチクを数本植え込み足元にはコグマザサを密植しました。敢えて段差を作って腰掛けられるようにしています。

摂津の家 (夜のLDK空間)

夜のLDK空間

夜の帳が降りる頃、常夜灯としての庭園灯が静かに灯ります。昼間とは違った大人の雰囲気、夜長を愉しむには持って来いの上質な空間が生まれます。

摂津の家 (タイルデッキテラスから見たLDK空間)

タイルデッキテラスから見たLDK空間

タイルデッキテラスから見たLDK空間。屋根付きのタイルデッキは20畳近くありLDKと合わせると60畳以上あります。

摂津の家 (洗濯干し場)

洗濯干し場

天窓付きの洗濯干し場。壁には目隠しルーバーが有るので通風性が良く天窓から直射光が差し込みます。完全に囲まれているので夜の防犯性が高く、安心して洗濯物を採り込むことが出来ます。外からは一切、洗濯物が見られないのが何より嬉しい点です。

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手掛けた建築家

設計、監理、インテリア、エクステリア(庭・外構)を担当

用途

自宅

居住者

二世帯・多世帯

所在地

大阪府摂津市

費用

設計・施工:1億5000万円

敷地面積

1000㎡

延床面積

500㎡

階数

2階建て

間取り

4LDK以上

期間

設計:6ヶ月 、施工:9ヶ月

完成時期

2018年09月

手掛けた建築家のコメント

設計、監理、インテリア、エクステリア(庭・外構)を担当

戸建て住宅としては過去最大規模の個人住宅です。インナーガレージ4台分、外部にも駐車でき元々有った日本庭園を大改造してモダンで手間のかからない庭園に変貌、40畳超えの広大なLDKから庭を眺めるホテルのようなラグジュアリー感のある高品位な空間を目指しました。

家づくりのきっかけ・施主の要望

設計監理契約時に京都・リッツカールトンのテイストを入れて欲しい、とのご要望が有りました。当該ホテルは正に「非日常空間」の、現代的素材で構成されたモダンな和空間。そうした空間を創出するため素材の選択には細心の注意を払い設計しました。

この事例の見どころや工夫したところ

既製品に頼らず此れまで弊事務所で積み上げてきた数々のディテールを集大成した感のある建築です。大理石、御影石、セラミックタイル、無垢木材、柿渋和紙、漆和紙、等々さまざまな素材を採用しました。

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この事例のコンセプト

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手掛けた建築家

対応業務

注文住宅、リノベーション (戸建、マンション)

所在地

大阪府大阪市天王寺区悲田院町8-26-808

主な対応エリア

三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 / 鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県 / 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県

プロジェクトの内容により柔軟に対応させて頂きます

目安の金額

30坪 新築一戸建て

2,100〜4,500万円

60平米 フルリノベ

2,400〜3,600万円

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