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設計、施工、土地・物件探しを担当
「はじめに猫ありき」そんな言葉もしっくりくる、考え抜いた空間づくり。
家族の一員である猫ちゃんも含め、家族それぞれに居場所がある家。
それはとても自然で居心地のいい場所になりました。
はじめはマンションも考えていたKさんご夫妻。
「はじめに猫ありき」と初回相談でお話を伺い、売買担当はあえて戸建をご提案しました。
「人から始まる家づくり」は、しあわせな家のモットー。
家づくりの始まりは、物件選びからではなく、理想の家に向けて一緒に歩むパートナー(不動産会社)選びからであって欲しいという想いから。
そこから家族と住まいを掛け合わせた「しあわせな家」作りがはじまります。
しっかりとしたイメージがあったイラストレーターの奥様。一番のこだわりは家族それぞれの居場所でした。
珪藻土の味のある白い壁、ナラ無垢材の床とアイアンの黒、照明器具も黒の船舶ランプ系で統一。扉や壁の色は特にこだわり、ベンジャミンムーアの3600色の中から探しました。カラーバランスにセンスが光っています。でも一番こだわったのは「家族それぞれの居場所」をつくること。音楽を聴きながら日向ぼっこしたり、好きな本をいつでも読めたり、それぞれが心地よく過ごせる場所を大切にしたかったという奥様。その居心地のよさは、リビングに入った瞬間から感じることができる家になりました。
「すごく詳しく調べて提案してくれて、何事にも真面目な人柄で安心できました」とインタビュー時に話すKさん夫妻。
「とことん付き合ってくれたから、納得の仕上がりになりました!」と奥様から笑顔で言っていただけて、道のりが苦労ではなく楽しい時間だったことが伺え、私たちもこれ以上の喜びはありません。
微妙な色の違いにもこだわりのある奥様。
スケッチノートにイメージを書き出し、具体的に伝えていただきながら、イメージを具現化していきました。
「街中やネットで気になったものの写真」を送ってもらうと、そのたび近いものを探してサンプルを集め、実物の色や質感をご夫妻と一緒に決めていきました。
もともとあった吹き抜けは、2階の踊り場へと繋がります。ここにつくった猫ちゃんの通り道。猫ちゃんのジャンプ距離を考え、担当も一緒になって、壁に下書きを重ね試行錯誤。自然に猫ちゃんが通路として使ってくれるように、コーナーを足してみたり、工夫を凝らして完成。こだわっただけあって、実際に猫ちゃんのお散歩コースとして使ってもらえています。
キッチンサイドにつくった棚。ここは猫ちゃんのお食事場所にと設計段階からご相談いただいた場所で、猫ちゃんの食べやすい高さにつくりました。
2階にはもともとロフト付きの部屋がありました。梯子だとなかなか上がらず、物置になってしまいがち…。
ロフトを有効活用しながら、ご主人のスペースも、たくさんの本の収納も、子ども部屋も欲しい…。
ここは既成概念にとらわれない発想のリフォーム担当の腕の見せどころ。
ひとつの部屋から、書庫+ご主人の書斎+子ども部屋+ロフトと、4つの空間が生まれました。
この提案にはKさん夫妻にも喜んでいただきました。
幅どりの難しかったロフト階段。スペースを最大限に活かせるよう、手すりはアイアン職人さんのアイデアで、外側にアールを付けたオリジナルの形に。階段の接合部はビスが見えないような加工がされていて、仕上がりの美しさだけでなく、素足で歩いても子どもが怪我をしないようにと、大工さんの心配りがあります。キッチンカウンターや踊り場の手すりなど、手の触れる木部の角もすべて、機械ではなく大工さんの手仕事によって、やさしい表情のアールに削られています。そんな職人さんたちの丁寧な仕事ぶりには、住む人の気持ちになって考えてくれていることが、自然と表れています。
夫婦も子どもも猫ちゃんも、家族みんなでくつろげるLDK
1Fリビングから2F踊り場まで自由に行き来のできる猫ちゃんスペース。 どれくらいジャンプができるか?現場でお客様と担当で確認しながら棚の高さを決めました。
お手持ちの本に合わせた本棚の高さ。 趣味に合わせた内装コーディネートで、ワクワク感が高まります。 書庫と書斎を隔てる壁には、アイアンのフレームがポイントの室内窓を設置。それぞれの空間をつなぎ、風と光を届けてくれています。
脱衣所・洗面・トイレを一体化することで、 広く明るい気持ちのいい空間に
水回りは無垢の床ではなく、濡れてもお手入れが楽なクッションフロアに。あえてトイレと洗面・脱衣所スペースをひとつの空間にすることで、天窓から入る光と風が全体に行き渡る、広く明るいスペースがつくれました。 ここで活きるのがグリーンの壁紙、空間にメリハリが出来て、ひとつの空間でありながら、しっかりトイレは区切られています。
小ぶりながらも実現できた、 風通しのいいシューズインクローゼット
土間はベビーカーを置きたいので広くしたい、でもクローゼットも欲しい。そんな要望から土間には収納ボックスは置かずに、玄関ホールを仕切ってシューズインクローゼットにするアイデアが生まれました。
もともと梯子でのぼるロフトがついていた2階。梯子だと上らずに物置になりがち…等々のご要望をいただき、ひとつの部屋から、書庫+ご主人の書斎+子ども部屋+ロフトと、4つの空間が生まれました。