2023/04/12更新｜1like｜1476view

著者：SUVACOアドバイザー

専門家フィーチャー

リノベ会社「しあわせな家」訪問レポート｜訪れた人の心を掴む！上下空間を活用した体感ショールーム

この記事を書いた人

「専門家紹介サービス【すばこと】」のアドバイザー。公平中立な立場で、住まいに関するご相談にのっています。

こんにちは、SUVACOアドバイザーの佐藤です。
SUVACOをご利用いただいているお客さまに最適な専門家をご紹介するために、私たちももっともっと各社の魅力を深く知りたい！
ということで、今回は神奈川県横浜市にオフィスを構えるリノベーション会社「しあわせな家」にお伺いしました。

訪れたお客さまの心を掴んで離さない、ショールームの秘密に迫ります。
（※こちらの記事は、2023年4月時点の情報です）

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

「しあわせな家」ってどんな会社？

訪れた人の心を掴む横浜オフィス・ショールームを訪問！

少数精鋭でお客さま本位。得意を極めつつ押し付けない提案スタイル

ねむりのアップデートを提案する「ねむリノベ」とは!?

「しあわせな家」という心地よい空間

訪れた人の心を掴む横浜オフィス・ショールームを訪問！

横浜駅から徒歩8分。
閑静で日当たりが良い坂の上に、白を基調としたスタイリッシュな雰囲気の建物が、「しあわせな家」横浜オフィスです。
駐車場完備のため、お車でもお越しいただけます。

まずは、しあわせな家取締役デザイン室長の望月さんにショールーム内をご案内していただきました。

エレベーターにはDIYの素敵な演出

温かな雰囲気のエントランスを抜けた先にあるエレベーター。機内とエレベーターホールの床材が一体化されています。
こちらはスタッフの方々のDIYによるこだわりだそうです。

望月さん

私たちが実際にDIYを体験し、漆喰はこんな風に素敵な仕上がりになるんですよー！ってお客さまに知ってもらいたくて。ショールームの随所には、このようなさまざまな事例に見て・触れて・体感できる演出をしています。

エレベーターホールの漆喰塗りの壁もオフィス改築の際に社内のスタッフがDIYをされたそう。

陰影が本当に素敵で、漆喰は塗ったことがありませんが、望月さんのお話を聞いてすっかり「私にもできるかも！やってみたい！」という思いに。

続けて、建物の3階にある2つのショールームをご案内いただきました。

ショールーム1「FPルーム」

望月さん

大きな窓からたっぷりの陽の光が差し込む「FPルーム」です。
ここでの「FP」とは、道しるべ（フィンガーポスト）の意味合いと、ファイナンシャルプランニング（資金計画の意）をかけて「FPルーム」と名付けました。

物件探しの段階で予算の都合により思うような部屋の広さを得られなかったお客さまのリノベーションにおいて、空間を有効利用した実例にアレンジを加えて再現しました。
70㎡のお部屋でも80㎡の満足を得られる工夫を施し、実際の空間を体感していただけるというテーマになっています。

広さを体感できる秘密は上下空間を上手に活用していることろにあります。

お客さまのお宅に施工されたものを再現した展示空間には、上部スペースにうんていやネットの遊具があり、実際にキッズスペースとして利用できます。
こんなに楽しいキッズスペースが完備されていたら、お子さま連れの打ち合わせも安心ですね。

シナ板にホワイトボード塗料を塗った壁面は、水性ペンでお絵かきができる仕様に！
子育て世代としては、マネしたくなるアイデアの宝庫となっているキッズコーナーでした。

ショールーム内、リビングにあたる部分には、落ち着いた雰囲気の小上がりと掘りごたつが設置されていました。

こちらは「いろり」というご提案で、その名の通り「いろり」の現代版とのこと。
テーブルの真ん中の蓋を外すとIHになっていて、天井には換気扇も完備。
こんな素敵な「いろり」が家にあったら、楽しく食事ができそうですね。

下の写真は上下空間を余すことなく活用する「はんぶんこ」の展示です。
小学生くらいの女の子の部屋と、お父さんの隠れ家をイメージした部屋を組み合わせた事例です。

女の子のお部屋のロフトベッドはボルダリングで登れるようになっています。(鳥かご風のシャンデリアがカワイイ！)

家族の気配を感じられる室内窓も、家族との程よい距離感が心地よいアイデアです。

「はんぶんこ」の反対側は、お父さんのスペースです。

ロフトベッドの下のスペースは、すてきな大人の隠れ家になっています。
こんな自分だけの空間があったら、私は何を置くかな？何をするかな？
と、ワクワクが止まりませんでした。

ショールーム内にある手書きのイラストと説明ボードも必見です。
一冊の本にして発売してくださいませんか？と言いたくなるようなアイデアが満載ですよ。

保育園の園庭が隣接しており、園児の遊ぶ声と優しい陽だまり、温かな木材に囲まれたすてきなFPルームでした。

2つめのショールーム「VIPルーム」

望月さん

続いては「VIPルーム」という展示スペースです。
こちらは都心を少し離れた、八王子あたりで物件を購入した場合を想定し、よりディテールにこだわったハイクラスな空間を再現しています。

通勤時間が30分延びても欲しくなる……そんな魅力的な空間を作ってみました。

リビング横にサンルームを取り入れた贅沢な空間。

この空間が手に入るなら、通勤時間30分伸びてもいいかもなぁ。
という気持ちに。
住むエリアを変更することで、得られるメリットが一目でわかる展示でした。
さすが、不動産仲介もやられているからこその視点です！

そのほかに、1階には「DIYルーム」という工房も。DIYへの関心がある方には、実際に工具や建材に触れながら練習できるスペースになっています！

少数精鋭でお客さま本位。得意を極めつつ押し付けない提案スタイル

続いて、望月さん、日比さん、横山さん、奥野さん、育休中でお子さまを連れて出社されていた白井さんに仕事をされる上でのこだわりや、大切にしていることをお伺いしました。

ーいつもとても柔軟にご対応いただいている印象ですが、そんな中で得意なテイストなどはありますか？

望月さん

在籍しているデザイナーの中にも、ホテルライクな空間を演出できたり、古材を使った味わいのある昭和レトロの雰囲気が得意などはありますが、会社の色やテイストをできるだけ出さないように心がけています。
お客さまの好みに合わせた空間を実現するために私たちができることを考え、押しつけにならないようにご提案をしています。

しあわせな家の柔軟さや高いヒアリング力は、あえて得意をつくらず、押し付けない、お客さま本位のご対応を心がけているからこそなのですね。

ー仕事をされる上でのこだわりや、大切にしていることをお聞かせください。

望月さん

「できない」とは言わないことです。
いろいろなケースでご要望の実現が難しそうな場合でも、「それはできません」と断定するのではなく、「こういうやり方なら近づきますよ」というご提案をできるようにしています。お客さまと一緒にご要望を実現するための方向性を模索していく対応を心がけています。

リノベーションをご検討中の方の中には、少なからず「こんなことお願いしてもいいのかな？」とご要望を伝えることを躊躇してしまう方も見受けられます。

望月さんの言葉からは、なんでも話したくなるような包容力を感じました。
この空気感の中で住まいの相談ができれば「こんなことお願いして大丈夫かな？」などという心配は一気に解消できるのではないでしょうか。

ねむりのアップデートを提案する「ねむリノベ」とは!?

しあわせな家のリノベーションの取り組みの中で注目なのが「ねむリノベ」という発想の提案です。
「ねむリノベ」とは、リノベーションを通して睡眠の質を高めるご提案のこと。「寝ても疲れが取れない」「なかなか寝付けない」といった睡眠の不満や悩みを、住宅のプロフェッショナルが考える寝室＋αのリノベーションで改善しましょう！という取り組みなのです。

ねむリノベでリノベーションをしていただいた方にプレゼントされている、オリジナルパジャマもとても素敵なんです。
優しいダブルガーゼの素材で、袖口のオリジナル刺繍もとても可愛らしいです。

素材の柔らかさ、軽さ、温かさ、丈感、色、全てが心地よく、素晴らしいパジャマです。

実際に愛用させていただいた私も着るだけでねむリノベ効果を実感。寝室とあわさった際には今まで経験したことのないような、極上の眠り体験が訪れるのではないでしょうか。

「しあわせな家」という心地よい空間

何よりも「人」と住まいへの「想い」を大切に、それぞれのお客さまに合った住まいのしあわせを実現していこうとする姿勢。
そんな家づくりをされている企業が作り出せる空気に触れ、あまりの居心地の良さに2時間半も居座ってしまいました。

スタッフの方々の温かさと、居心地のよい空気感、住まいのアイデアにあふれた素晴らしいショールームでした。