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設計、施工を担当
リノベーションすることを前提に物件探しからご相談いただいたH様ご夫婦。選んだ物件は、ビンテージマンションの雰囲気の漂う広めの2LDK。高台に立っていて、48m2のゆったりとしたルーフバルコニーからは豊かな眺望が望めます。物件にコストの比重を大きくかけた分、リノベの費用はバランスを見つつ、また元々古いものやインテリアが好きなご夫婦は、手持ちの古家具と新しい家具がうまく馴染む空間にしたい!とリノベーションを計画されました。間取りの変更は最小限にとどめて、壁・天井・床の塗装など出来るところは自分たちでDIYしてコストダウンを図りました。床のフローリングや、キッチンの面材、壁のタイルなどの仕上げは、妥協せず、質感の合うものを厳選して決めました。LDKのポイントになっているリビングと寝室の間の格子窓は、奥様がチョイスしたアンティークのドアを組み合わせています。コストダウンできるところ、妥協できないところのバランスをとりながら、お二人の個性が上手に表現された住まいです。
キッチンキャビネットの本体は、既製品を組み合わせてコストダウンを図り、 面材は、オリジナルで製作してお好みのキッチンに。 細かくイメージしながら厳選して決めたブラウンのタイルが、存在感あり。
廊下からLDKへの扉は、奥様が選ばれたアンティーク扉。
リビングと寝室は、間取りは変えずに格子窓+扉を組み込みました。奥様が購入したアンティーク扉に合わせてデザイン。木の質感が柔らかな雰囲気です。
リビングの間仕切り窓をベッドルーム側から見た様子。 視線と風・光が通り抜けて空間に広がりが生まれます。
ブルーのモザイクタイル×足場板×アンティークのミラーの雰囲気のある洗面室。
奥様の陶芸作業のためのアトリエ。 床は、既存のカーペットを剥がして出てきたコンクリートをそのまま残しました。汚れを気にせず使えます。
広すぎた廊下は、壁面収納を追加してちょうど良い広さに。
48m2の広々としたルーフバルコニー。春には、桜が望める豊かな環境。 テーブルセットを置いて、第二のリビングのような空間に。