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設計、監理を担当
マンションの一室に入居する、夫婦2人子供1人の家族ためのリノベーション計画。限られたスペースとご予算の中で、手をつける場所、こだわる箇所を絞りこみ、限定的でも効果的な空間となるよう工夫した。
お子様が小さく、第二子も視野に入れたタイミングでご相談をいただきました。そのため、プランニングは将来的な変化を許容する自由度を備えるものとしました。細かい素材や器具などにこだわった家づくりをご希望されていました。
角部屋のため、隅切りされた建物の平面形状がそのまま室に現れており、台形状のプランに対してどう間仕切りや家具を配置するかが問われました。
検証を重ねた末、寝室と水廻り、玄関を整形の室、子供室とリビング、ダイニング、キッチンを一つのおおきな台形状の室とし、二つの大きなゾーニングに整理して計画することとなりました。
ラッパ状の広がりをもつ台形平面のワンルームは、可動間仕切りやアイランドキッチン、造作ソファなどで緩やかに場所の個性が与えられ、無駄のない一体的な空間として計画されています。
床材や空間構成など、お気に入りいただけたようで、完成後に別のお仕事もご依頼いたけました。
照明器具やタイル、フローリングの色味や質感、細かい造作など細かいアイテムにこだわりをお持ちでしたので、web上でお気に入りのイメージを共有するなどして齟齬のないように進めることを心がけたプロジェクトです。
限られたスペースの中で、すごく高価な素材もあれば安く済ませることができた仕様もあり、それらを一つの空間の中でうまく共存させられた、コストパフォーマンスが高いプロジェクトとなりました。
キッチンは既存の既製品キッチンの側面と天板に加工を施し、新たなキッチンとして再生しました。
キッチンは既存の既製品キッチンの側面と天板に加工を施し、新たなキッチンとして再生しました。
キッチンは既存の既製品キッチンの側面と天板に加工を施し、新たなキッチンとして再生しました。
床材はオークを調色し、フレンチヘリンボーン貼りとしている
不整形な室の端部に造作ソファーを設置し、使い勝手の悪い場所をポジティブにデザイン
ソファの上下は小さいお子様のおもちゃや小物を入れるための収納スペースとしている