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上階はパブリック下階はプライベート、メゾネットの特性を活かしました。料理教室のためのキッチンまわりの回遊動線は必見。
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
設計、施工を担当
メゾネットマンションの特性を活かし、上階は専用サロン、下階は住居用スペースへ。キッチン周りの優れた回遊動線は料理教室をするには最適で、生徒さん一人一人に目が行き届きます。グレージュでまとめた空間はまるでホテルのようで、高級感と大人の上品さが感じられます。
グレージュテイストのクラシカルモダンな雰囲気にしたいという希望があった奥様。
普段はお料理教室を開いていている奥様は今回のメゾネットのマンションを活かして上階は主に専用サロン、下階は住居スペースとして生徒などを招待することを考えておりました。
生徒さんにも心地よく料理をしていたあだけるような空間となるように、キッチンをメインとしたの動線計画やデザイン計画を検討していきました。
600角の大判タイルを壁面に貼り、高級感と重厚感がぐっと増しました。
リビングダイニングの床は、カーペットを採用。グレイッシュなカラーで空間が冷たくなりすぎないように、素材の質感で柔らかさを演出しています。
キッチンハウスのオートクチュールキッチンはLDKの主役。
スッキリと魅せるために家電機器類はすべてビルトインで計画。
キッチンとカップボードは框のデザインに。クラシカルな雰囲気で統一するために、天井や建具の枠に装飾したモールディングは框とも相性抜群です。
階段部分にガラスを付ければ、視線が抜け開放感をもたらします。
施主様お気に入りのインテリア雑貨を飾るニッチ。板には鉄板を使用し、タイルや小物のデザインを邪魔しないスッキリとした設計としました。
リビング扉はガラスの親子扉で計画を。廊下を明るくし、お客様を歓迎するにはピッタリな空間です。
多目的スペースは雰囲気をガラッと変えて、和の空間を取り入れました。ここにはゴロンと寝転べる小上がり畳が配置され、リラックスしたいときに心地よく寛ぐことができます。
玄関からリビングへと向かって続く木目の壁面には、トイレや玄関収納の扉が取り付けられています。できるだけ扉が主張しないように、扉の枠に目地を入れノイズレスに仕上げています。
玄関に入ると、折り下げ天井のラインで間接照明が照らします。光の演出で空間に奥行きと立体感が生まれます。