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設計、監理を担当
築20年ほどのハウスメーカー製賃貸物件のリノベーションです。
一般的な賃貸物件は、築年数が経つにつれて建築としての魅力が失われていくため、単純な現状回復リフォームでは家賃と入居率の低下に歯止めがかかりません。長期的な視点でみれば、どこかのタイミングでコストがかかってもプランを含めた抜本的なリノベーションを行い、劣化しにくい価値をもつ物件へと転換する必要があります。
ありきたりなワンルームをできるだけシンプルで広く使える間取りへと変更し、ナラ無垢フローリング・ウッドデッキ・モルタル床など素材感のある仕上げや、カウンター・木製建具など現場製作品を使用した設計を行うことで、より良く・より長く入居者に使って頂ける空間をつくりました。
LIXIL x Houzz "キッチンで暮らす”コンテスト審査員特別賞/2016
専用庭と大きなカウンターのワンルーム。(撮影:山田圭司郎)
限られた有効スペースを最大限活用し、天井高は2500mmに変更。ワンルームの圧迫感を軽減。(撮影:山田圭司郎)
ドロップインコンロとアンダーカウンターシンクのみの簡潔なキッチン。(撮影:山田圭司郎)
荒れ放題だった南庭には室内と連続したウッドデッキを設け、実質的な居住面積を大幅UP。既存ブロック塀は白く塗装。(撮影:山田圭司郎)
モルタル仕上げのシンプルなエントランス。(撮影:山田圭司郎)
クローゼットは可動棚・可動ハンガーパイプで自由度の高い設計。(撮影:山田圭司郎)
3点式UBを1216に変更し洗面脱衣室を確保。(撮影:山田圭司郎)
白で統一したシンプルな水周り。(撮影:山田圭司郎)
多目的に使える全長4.3mの造作カウンターと吊戸棚。床はナラ無垢フローリング。(撮影:山田圭司郎)
多目的に使える全長4.3mの造作カウンターと吊戸棚。床はナラ無垢フローリング。(撮影:山田圭司郎)