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設計、施工、監理を担当
デイサービスの運営をされている施主様より新しいデイサービス施設を作るため、中古物件のリフォームをご依頼いただきました。
従来のデイサービスのイメージを一新した、ヴィンテージテイストのおしゃれでカフェのように気軽に利用できる施設へ生まれ変わりました。
・中古購入した物件をデイサービスの施設として改装したい。
・従来からある施設の雰囲気ではなくカフェのような雰囲気にしたい。
・介護施設なのでバリアフリーにしたい。
デイサービスの運営をされている施主様が中古物件を購入され、新しいデイサービス施設を作りたいとご依頼いただきました。
【プランニングのポイント】
介護レベルが様々な方や、車椅子の方も利用されるので、段差の解消・手すりの設置・一般的な住宅の寸法より広めの設計などバリアフリーにこだわり提案しました。
構造上抜けない壁を利用してアクセントクロスの提案や収納スペースとしての提案をいたしました。
内装のイメージはお持ちでだったのでそこに合うタイル等の選定、数カ所あるトイレや洗面の手洗いボウルも全て違う形にし一つ一つ個性を持たせた空間になるようにご提案。
照明もダクトレールとスポットライトをベースに組み合わせ今後新たにペンダント照明等を加えて楽しんでもらえるようにプランしました。
壁掛けのテレビにレコーダーが必要とのことだったが居室側に設置するとスペースが狭くなること、コード等で利用者が怪我をしてしまう恐れがあったので上部に開口を設けて階段ホール側へ棚を取付け、そこにレコーダーを設置できるように設計いたしました。
少し堅苦しい印象になりがちなデイサービス施設のイメージを覆す、おしゃれで気軽に利用できる施設へ生まれ変わりました。
間取り変更で既存の2つの部屋をまとめた食堂・機能訓練室。 施主様支給の照明・家具にあわせ、レンガ調のクロスを施工しました。 落ち着きのあるヴィンテージテイストでおしゃれなカフェのような印象へ。
食堂スペースのダイニングテーブルやカウンター、二人掛けのスペース等、様々なシチュエーションで過ごせる空間になりました。
カウンターとキッチンスペースとの間には腰壁を設け、利用者とスタッフの動線を分けました。対面にアクセントタイルをあしらいおしゃれに。
学校の教室をイメージした静養室。 施主様支給の家具にあわせ、全体をコーディネートしました。 一角にある相談スペースは、黒板のようにチョークで文字が書ける壁紙を施しました。
相談室は学校のような雰囲気にしたいとのことで。黒板クロスを提案し周りに見切りを入れ本当の黒板のようにプランいたしました。また下地にマグネットシートを入れているのでマグネットも貼ることができます。
玄関は車いすでも安心のスロープへ変更。 緩やかな階段には、手すりも設置しました。
風呂は介護しながら入浴できるように広めの大きさを採用しました。浴槽には介護用の椅子を設置しています。 木目のアクセントパネルで温かみがある印象に。
介助スペースを設けたレストルーム。どなたにも優しい空間に生まれ変わりました。
こちらは介護が不要な方も利用できるトイレ。柄クロスの貼分け部に見切りを入れることで区切りを付け、柄の高さも紙巻器の高さに合わせることでスッキリとシンプルなデザインになりました。
カラフルなランタン型のタイルを施した造作洗面。 落ち着きのあるヴィンテージテイストの中に可愛らしさを加えています。
トイレの反対側にある手洗い器はバケツ型のボウルを採用、トイレにも遊び心を取り入れ利用者の方に楽しんでもらえるように提案した。
車椅子でも開閉と出入りがしやすい引戸。 開閉時の体の移動は最小限に済み、手の力が弱い人でもラクに開け閉めできます。
スタッフが利用する勝手口は段差にしタイル貼りにしました。奥にベンチを設け利用者の方もくつろげるスペースに。
外観にはダークブルーと木目が調和したナチュラルヴィンテージな印象へ。