家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、土地・物件探しを担当
ご夫婦で暮らすお家の注文リノベーションを、物件探しからお手伝いしました。テーマは「いつまでも仲良く暮らせるリノベーション」
それぞれが趣味を持ち、その趣味を認め合っているお2人からいただいたオーダーです。
奥様の趣味である多肉植物を存分に楽しめるよう、ルーフバルコニーがある物件を条件に据えていました。
タイミングよく、ピッタリな立地に見つかり即購入を決断。お二人の趣味やこだわりを伺い、それら全てを盛り込みつつもトータルバランスが整ったリノベーションが完成しました。
至る所にこだわりと「好き」が溢れる、宝物のような住まいです。
「今から35年ローンを組んだとして、老後の資金は大丈夫なのだろうか?もうそろそろローンを組まないとまずいな」と思われたことがきっかけで家探しをスタート。永住することを念頭に置いて条件を整理していくと戸建て住宅よりも徒歩圏内で生活ができるマンションに絞られたようです。
ただ昔から、分譲マンションの真っ白な感じは好みに合わず、ずっと雑誌やDIYのブログを読んで憧れていたリノベーションをしたい!とお考えでした。
LDKにある6帖ほどの畳スペースを、リビングのヴィンテージ感と調和させるためにへりの無い畳をフラットに敷き、壁紙や照明を工夫しモダンは雰囲気にしています。
ご主人様が熱望した「居酒屋さんみたいな真っ暗なトイレにコレクションケース」は理想以上の完成度だとトイレ空間を日々楽しんで頂けています。
また物件の前提条件でもある広い(85㎡)バルコニーでは、奥様が育てる多肉植物のコレクションが目をひきます。
「最&高です!!」
特に玄関・廊下からすぐ洗面に入れる間取りはコロナ禍における今のご時世、帰宅後すぐ洗面のゴミ箱スペースにマスクを捨てて手を洗えるので、衛生的でとても快適に過ごされてるようです。
床材のご要望は特になかったのですが絶対に好みだと思い無垢材を提案をし「無垢を採用してよかった、夏がサラサラで気持ちよく過ごしやすいです」と喜んで頂きました。
初めてのご来店が「資金計画セミナー」でしたので、まずはライフプランや資金のことからクリアにし、タイミングよくご要望に合う物件に出会い、リノベーションをスタートさせました。輸入クロスを貼りたい、お風呂は大きくしたい、幅の広いカウンターデスクをリビングに、このソファーを置きたい、といった部分的なご要望から全体のテイストを決定しました。
打ち合わせ中はパースを活用し、イメージのすり合わせをしながらすすめました。
設備のグレードは優先順位として低いと感じたので、雰囲気にのまれグレードの高い商品を選んでしまわないよう、設備ショールームの担当者にお願いしていました。
奥様は設備のショールームで担当者から「FULLHOUSEさんから『色々見せないでください。標準仕様だけ見せて下さい。』って指示されています!」と言われたことが印象に残っているそうです。
「一生に一度とのことだと考えると無い袖も振っちゃうところを、有難かった。僕たちのことをわかってもらえている」とご主人様。
(奥様)先を見据えて家づくりをした方が良いです。私たちの場合は永住するつもりである程度バリアフリーにしました。将来的に住み替えを考えてる人であれば、その時のライフスタイルにあった間取りにする、とかですね。
(ご主人)僕たちのような素人でも部分的にはイメージもつくし、こうしたいっていう要望は出せると思いますが、トータルバランスにおいてはプロに任せた方がいいです。任せて良かったと思っています。
4LDKから1LDKにすることで広く造ったLDK。無垢床と躯体現しの天井で大人のヴィンテージ感を演出しています。
「ここに座ってることが多い」という憧れていたソファーのあるリビングルーム。
奥様が希望された輸入クロスを貼り、リビングのアクセントウォールとしての役割もはたしているカウンターデスク。幅を広くとり、お二人が並んで作業出来るようにしています。夢中な時間も隣に居たいと思う関係性にうらやましくなります。
多肉植物を育てるために、ルーフバルコニーのあるマンションがマストの条件。85平米のルーフバルコニーがあるこの部屋に出会えて、多肉植物ライフを満喫されています。
脱衣所と分けてつくった洗面スペース。お店のようにゴミ箱が隠されているのもポイントです。 玄関からすぐの場所にあり、帰宅後にマスクを取って捨てる、手を洗うがスムーズに行えるので感染症の対策の面からも快適に感じているそうです。
ご主人さま居酒屋さんで見かけて、自宅に造りたいと熱望していたトイレのコレクションケースを再現しました。ガラス扉付きのウォールシェルフで、中の棚板もガラスのため、照明の灯りが下まで落ちるようになっています
ヴィンテージ感を損なわないよう壁紙や照明の選定に注意しました。ハニカムブラインドで部屋を区切ることが出来るため、来客の際にはプライバシーの保てるゲストルームに変わります。
寝室の収納内に奥様が選ばれた輸入クロスを貼りました。植物の大きな柄とカラフルで明るい色がアクセントとしてピリリと効いています。
リビングにある3枚の扉。2枚は収納。残りの1枚は浴室への扉です。リビングからすぐに浴室に行けるので、ヒートショックの心配も少ないです。
洗濯物を室内に干したいけど人目につかなくて乾きやすい場所という希望を頂いて、リビングの横の東の窓がある場所が室内干しのスペースになりました。風通しも良く、日差しも入り過ぎないちょうどいい場所で大活躍。