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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、土地・物件探しを担当
インダストリアルデザインと北欧デザインが好きなご夫婦に、温もり感や家族愛が感じられるリノベ案を提案しました。お子様がのびのびと成長できて、家事動線の工夫でストレス軽減も実現できる快適な家作りを目指しました。天井まである大きな本棚や、海外風のウォークインクローゼット、LDK全体の統一感を出すための壁紙など、デザイン性と機能性を確保しながら、ご夫婦の要望に最大限に応えました。
お子様の誕生をきっかけに家探しをはじめ、リノベ経験者(知り合いの美容師)やテレビ番組などから情報を集めるうちに中古リノベも選択肢の一つになったとのことです。インダストリアルデザインをベースにしながら、小さなお子様がいることもあり、あまり寒々しくないデザインを希望していました。
奥様は天井まである大きな本棚を、ご主人様は隠れ家的・廃墟的なテイストをイメージしていました。
回遊動線を採用したことで、玄関から洗面とパントリーを通り抜けられ、買い物後、食品をしまう時にダイニング側からまわる必要がなく近道が出来ます。ウォークインクローゼットは棚と壁の色を紺色で統一し、海外風のオシャレなデザインをイメージしました。パントリーの出入り口を、奥様の発案で三角形にし、室内の雰囲気にアクセントを加えました。
これまで住んできた賃貸住宅とは違い、防音性や快適性が増したとのことでした。家事動線を良くするための間取りも、お子様にとっては「行き止まりのない回遊できる間取り」となっており、走り回れるのが良かった喜んでいました。本棚は可動式の棚板になっており、書籍だけでなく子どものおもちゃなども収納できるため、その利便性の高さを評価していました。
明確なイメージを持っている部分と、打ち合わせの中で徐々に具体化していった部分の両面がありました。後者については、こちらからアイデアを提案したり、部材(タイルや壁紙)のサンプルなどを実際にご覧いただくなどして、ご夫婦にとって最適なものを選んでいただくスタイルで進めて行きました。
既設のお風呂が120センチ×160センチで、130センチ×170センチにするためのスペース確保に苦労しました。トイレの幅が狭くなりすぎないように、廊下で調整したり、配管スペースで浴室が狭くならないようパイプスペースの位置を工夫しました。
天井まである造作本棚が特徴のリビングルーム。テレビ台も兼ねているのですっきりとしています。
コンクリート現しと調和するステンレスのオープンキッチンを採用。キッチンとの横並びダイニングや「パントリー→洗面→廊下」と回遊可能で家事が楽な動線です。
奥様が海外ドラマのSATCに出てくるウォークインクローゼットに憧れをお持ちだったので、棚と壁を紺色で統一して、海外の雰囲気たっぷりのかっこいいクローゼットに仕上げました。
圧迫感が出るかもしれないと不安もあった天井までの壁面本棚。壁と一体となっているので、むしろスッキリとした印象に。奥様からは「逆に、テレビ台や本棚を別に買って置いた方が圧迫感を感じたかもしれません。」とのお声を。
水栓、タイル、タオルバー、ペンダントライト、スイッチプレートと細部までこだわった洗面スペース。
やわらかい色合いの子供部屋。
室内窓でリビングルームとつながっている寝室。採光と風通しを確保しました。
キッチンからパントリーに続く三角のトンネルをくぐってお菓子を探しにいくお子様の姿が可愛らしい!奥様のアイデアが光るキッチンパントリーです。
こだわりのステンレスのオープンキッチン。インダストリアルの工業的な雰囲気を造るポイントとなりました。