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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、インテリアを担当
夫婦お二人住まいのマンションの、スケルトンリノベーションです。
細かく区切られた風呂やトイレ、キッチンをいかに広く、使いやすくするかをまず考えました。その結果、間仕切りは最小限にして床材や壁の色でゾーニングするのを目指しました。
「白を使わない」、「定番じゃない」ことがお施主様のご要望でした。マンションの間取りも三角形で南側一面が窓と面白い形だったので、それが活かせる内装がいいとのことでした。また家具も合わせてコーディネートご希望でした。
奥まったキッチンを南の窓側に配置し、さらに来客が多いとの事で大きなダイニングテーブルを配置することにしました。ダイニングとリビングは使う床材で分け、また段差を設けて
ゾーニングしました。
壁が多く狭くなりがちな水回りは、トイレと洗面を一体にし、トイレ横に家具を置いて目線を遮る形にしています。全体は部屋のように広くすることで、海外のように開放感のある洗面室となりました。
リビングが広くなり、ご来客がさらに増え賑やかになったと喜んで下さいました。オープンキッチンなのでいろんな方が料理をしてくれて楽しい時間が増えたとのことです。
「普通じゃない」がテーマのもと、まずは間取りから決めていきました。その後、住宅での使用頻度は少ない材料や色の選定をし、この材料を使うならもっとこうした方が良さそう、などお施主様からもアイデアを頂きイメージが固まっていきました。
内装を決めたあとの家具まですべてコーディネートさせて頂き、とてもご満足いただけて嬉しかったです。
全体が三角形の間取りになったマンション。
それを活かしたリノベーションを行いました。
高さのある天井は、ダークカラーで塗装仕上げ。 大きなダイニングテーブルはオリジナルの造作家具です。
グレートーンの無機質な空間に、オーク材の壁とウォルナットのドアがアクセント。
キッチンはオーダーキッチン。 天板はステンレス、キャビネットは塗装では出せないムラ感を出すため、合板に京和紙を貼りました。
リビングとダイニングは段差を設けてゾーニング。 リビング側はフレキ板にクリア塗装、ダイニング側はサイザルを使用しました。 ソファに合わせたテーブルはステンレスにて造作しました。
親子ドアにしたアイアンフレームのガラスドアは暗くなりがちな玄関に光を取り入れてくれます。
洗面ボウルには水栓を2つ、ミラー両脇にもニッチを2つ設けて、夫婦それぞれが使うものを収納。 ミラーとニッチの周りにはアイアンフレームを回して、ニッチの中はピンク塗装で仕上げました。
浴室は既存の場所を利用。 既存タイルの上からモルタルを施工し、新たにバスタブを設けました。