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設計、施工、監理を担当
38年間過ごされたご自宅を終の棲家にしたいと、全面改装のご依頼をいただきました。
施主様の洗練されたセンスで、一つ一つ丁寧に選ばれたこだわりの内装材や家具・小物を組み合わせ、理想の住まいを追及。
各部屋のピクチャーレールにお気に入りの絵画を飾り、思い描いていた終の棲家が完成しました。
・数ある大切な絵画をきれいに飾りたい
・こだわりを詰め込んで理想のデザインに
・給排水管の老朽化の心配を解消したい
配管を全て新調したいご要望がありいかに天井裏や壁の中を通すかを思案した結果、給排水管を全て入れ替え、美しく仕上げた。
各部屋にピクチャーレールを設置、絵画の位置から逆算した照明や内装など緻密にお打合せを進めていきました。
施主様のたくさんのこだわりが詰まったお家に生まれ変わりました。
やっとインテリアもほぼ揃い“終の棲家”も99%完成に近づきました。初めてお会いした際は、何の知識もなく身勝手な私たちの要望に丁寧に耳を傾けて頂くと共に、的確なアドバイスを頂きました。お陰様で、とても築38年の老朽マンションとは思えない大変満足なでき栄えとなりました。
私たちの都合であまり打合せ期間がとれなかった割には、非常にバランスのとれた美しいでき栄えとなり、本当に感謝しております。もちろん内装だけでなく、給排水の流れも以前とは見違えるほどスムーズとなりました。
また、工事期間中に私共の急な要望変更に対し、嫌な顔一つせず、気持ちよく軌道修正して頂く姿勢には本当に頭が下がる思いでした。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
リビング正面の壁にはガラスモザイクを貼りました。絵画に合わせて選ばれたインテリアモザイクのミックスモザイクという商材です。
リビングとダイニングを間仕切っていた作り付けの収納を撤去し、広々としたリビングダイニングを実現。 エレガントさを放つそれぞれのシャンデリアは施主様がヴィンテージショップで見つけて購入されました。
真っ白な空間に表情豊かなモザイクタイルをあしらった、清潔感のあるキッチン。 キッチン部分の壁は、インテリアモザイクの『カレイドグレイズ』を貼りました。 光や角度によって表情が変わる、色鮮やかなモザイクタイルです。 レトロで優しい雰囲気の色味(KLG-12)を選定しました。
カップボード面には、赤い目地が目を引く和風のタイルを貼りました。 デザイナースタイルラボの『鹿の子』という商品で、和の古典柄である鹿の子をモチーフにデザインしたモザイクタイル。 小さくて穴の開いた形状は斬新で、インテリアカラー目地との組み合わせで、魅力的な壁面をつくることができます。
現地調査時に浴室横にデッドスペースを発見し、1216からワンサイズアップした1416の浴室を提案しました。 パティオベージュのパネルを全面に使用し、浴槽や床も統一感のあるベージュを選定。 高級感のあるホテルライクな浴室に生まれ変わりました。 同時に古くなった給排水管の入れ替えも行い、水漏れの不安も解消されました。さらに排水流れもスムーズになり、大変お喜びいただくことができました。
老朽化が気になる洗面台は、収納が少ないことにお困りでした。 洗面台はリクシルのピアラに交換し、洗面台・内装ともにホワイトで統一して清潔感のある洗面室に。 上品な石目調のサニタリーパネルを全面に貼り、お手入れも楽になりました。 ドラム式の洗濯機に買い替えをされ、元々乾燥機があった洗濯機上部に吊戸棚を設置しました。 洗面台の鏡も三面鏡を採用し、お困りだった収納も充分に確保できました。
トイレはTOTOのピュアレストEXを選定。 角のないタンクと奥様が選ばれた小花柄のクロスの相性もよく、かわいらしい雰囲気のレストルームになりました。 将来を見据えて手すりを取り付け、長く安心してお使いいただけるトイレに生まれ変わりました。
奥様の寝室を奥様好みの内装にリフォームしました。 ハイセンスな奥様が選ばれたのが、イタリアのインテリアブランド、ZOFFANYのクロス。 シャンデリアは、リフォームに合わせてヴィンテージショップで購入されたこだわりの品です。 大胆なボタニカル柄クロスとシャンデリア、お気に入りの絵画を組み合わせ、エレガントでハイセンスな寝室になりました。
工事中に天井裏にスペースを発見し、天井高を上げるリフォームへと変更。 エレガントやシックなテイストにおすすめのダマスク柄クロス。植物のモチーフを繰り返した柄で、各メーカーさまざまな種類を取り揃えている人気の柄です。 今回は玄関ホール全面の壁に使用しましたが、小さめの柄を選ぶことで、圧迫感を感じない上品な印象に仕上がりました。 アドバイザーからの急な提案でしたが、重厚感のある絵画がより映える開放的な玄関ホールに仕上がり、お客様からも大変お喜びいただくことができました。