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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネートを担当
二世帯で暮らすマンションを購入されたご家族。
古いところを新しくするくらいのつもりだったところ、
不動産屋さんから「スケルトン」や「リノベーション」
というWordを聞いたことをきっかけに様々な要望が出てきたそうです。
entrieはリノベーション雑誌を見て興味を持っていただき
掲載されていたキッチンに使っていた緑色のタイルについて
お問い合わせをいただいたことをご縁に、
リノベーションのご相談をいただきました。
生活動線の良い理想の暮らしを実現したいと
ご夫婦で細かなご要望をリストアップされて始まったリノベーション。
暮しに合わせてストレスなく動ける複数の動線。
家族それぞれにいろいろ過ごせるヌック。
などなどたくさんご要望をいただいて完成したお家です。
■お母様と施主様ご家族が暮らす二世帯住宅にする
■家族で過ごす空間と一人一人の場所
■スムーズな生活動線
3つの大きなご要望に加えてたっぷりの収納も欲しいといただきました。
リノベーションは「自分の暮らしを見つめること」だったんだと
今住み始めてみてから実感しています。
最初のヒアリングで「何を大事にしたいですか?」と聞かれました。
リノベーションをきっかけに、自分のライフスタイルについてや
どんな時間を大切にしたいのか考える良い時間になりました。
大変なことも多かったけれど、それだからこそ完成した家が
こんなに落ち着く家になったんだと思います。
リノベーション経験者はみんな「こんな楽しいことをしていたのに
なんで教えてくれなかったの?」と夫婦で笑って話しています。
今回は「動線」が大きなポイントになりました。
帰宅時にお休みになっているお母様のことを考えて
複数の動線を選べるようにしました。
みんなで過ごす楽しさと、一人一人の時間も大切にしたい
そんなことを考えてプランを練りました。
景色を楽しめる窓を活かしたヌック。それほど大きくはありませんが窓の解放感も相まって広く見えるから不思議。娘さんが歌ったり踊ったりするステージ・秘密基地・おもちゃのお人形のベッドなどなど24時間自由な発想で楽しんでいます。
子どもの場所だけじゃないのがヌック。家事の合間にほっと一息・自分の時間を楽しめるお一人様スペース・両脇と上部にも収納を確保したので読書室などなど、子どもも大人も楽しめるスペースになりました。
キッチンは大きくレイアウトを変えてキッチン動線もダイニングスペースも満足できるⅡ列型になりました。
玄関からリビングへの動線は、写真右側の廊下だけでなく、玄関クローク~寝室~クローゼット~書斎を抜ける別ルートも確保。帰宅が遅くなってもきちんと配慮できる仕組みを作りました。
建築雑誌で見ていただいたというこの事例(https://suvaco.jp/project/FQRKU9odbf)の雰囲気を感じるキッチン
寝室には3つの出入り口があって、玄関クローク・廊下・ウォークスルークローゼットに通じています。窓のないお部屋のため室内窓を設けて玄関クロークからの採光を取り入れた上に、天井を開放した間仕切壁で圧迫感も抑えました。
吟味して選んでいただいたタイルをと入りれました。実用だけではない暮らしの中の遊び心を大切にしました。
ここで過ごす朝のコーヒータイムは「自分を取り戻す」大切な時間なんだそうです。
シンプルだけれども上品にしがったのはタイルや色合いにこだわったから。