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設計、監理を担当
世田谷通りのカドに建つ賃貸併用住宅。ほぼ全面が道路に囲まれた変形敷地の中で、どこから見ても正面となるような建物となっている。
元々お住まいだった土地が計画道路(新しく敷設される道路)により小さくなり、長年慣れ親しんだ土地で建て替えを計画することになった。ほぼ全面が道路に囲まれた6角形の変形敷地で地域になじむ建物にしたいとの要望であった。
建物は裏表のないファサードとすることで、道路にかこまれた変形敷地に対応している。外観は落ち着いた印象のタイルを採用し、窓やバルコニーをランダムに配置することで、地域となじむように計画している。
内部は螺旋のスキップフロアとすることで、自邸部部分では水平的な広がりと全方向に向けた眺望を確保しつつ、賃貸部分にも魅力的な空間を確保している。
全方向に向けた眺望で毎日飽きずに過ごせているようです。また落ち着いた印象とした外観はご近所でも好評のようです。
複雑な構成・構造となっているので、お施主様の理解と構造事務所・施工者の協力により実現が出来ました。
外装タイルの選定には時間をかけたのですが、最終的に特注色となり、メーカーの協力もあって素敵な質感となりました。