戸建リノベーション・リフォーム

土間空間のある家−築80年の民家再生−

面積:

249㎡

築年数:

80年

実施時期:

2015年

内容:

都内の閑静な住宅街に、代々大切に受継いでこられたお住まいがある。
今回は若いご家族(夫婦と子供2人)が築80年の主屋に住われる為、大規模な民家再生が行われる事となった。

建主のご希望は、・80年続いてきた民家の良さを活かしながら、現代の生活に合わせて改修をする。・建物全体の耐震性を高める。・南の3つの主要な座敷は昔の姿を残し、北側を中心に新しい生活空間にする。・土足で行き来し、そのままくつろげる土間と薪ストーブがほしい。

日本の柔らかさとねばりのある伝統構法を現代に活かした民家再生工事を行う事とし、長ほぞ込み栓を基本に現場にて手刻み加工のできる大工さんのいる施工業者を探す事に苦労する事となった。
苦労の結果、社員として優れた大工職人を多く抱える渡辺富工務店と巡り会った。菊池棟梁とその弟子達の技術無しでは今回の工事の見事な完成は実現できなかった。
また瓦屋根の工事は、その技術と丁寧さに定評があり何回かお願いした事のある渡辺瓦店が担当し、古い瓦を再利用しながらも1枚1枚ビス止めをした耐震施工が施され、再び美しい入母屋の屋根が甦った。

無垢の材木を造作、天井、床、家具に使い、外は漆喰塗り、内部はデユッセル塗りの壁、緩やかにカーブした階段に黒皮仕上げのスチールの手摺、大谷石の土間、古い石を再利用して作った趣のある通路や庭など、随所に職人さん達の優れた技術が光る現場となり、毎回楽しみな現場通いとなった。

この住宅事例を手掛けた建築家

松井俊一

建築家 / @東京都

・質感の豊かな自然素材を使っての家づくり ・熟練した職人の技術を大事にした家づくり ・開口部を大切に考えての家づくり ・豊かな広がりのある空間があり、日々の暮らしが生き生きする家づくり ・住まう人の工夫で四季の変化に対応出来る家づくり ・太くガッチリとした無垢な材木による骨組みで耐震性、耐久性の高い家づくり ・周囲の自然を取り込み、庭と内部との繋がりを大事にした家づくり ・建主の個性と敷地の特性を活かした家づくり

松井俊一

建築家 / @東京都

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