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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、土地・物件探しを担当
戦前に建てられた古民家をリノベーションして、離れと庭のあるマイホームをつくった施主様ご一家。
前オーナーが大切に使われてきたこちらの古民家の良さを最大限に活かすべく、味のある建具やしつらいを残し、モダンで落ち着きのある空間を目指しました。
「居心地が良くてリラックスできる、おばあちゃんの家のような空間が大好き!」と話す奥様は、以前住んでいた家でも築100年近い借家をチョイスするほど。今回、物件を購入するにあたっても同様に、「そこにいるだけで落ち着く、古くて味わい深い、雰囲気のある空間」を検討しました。
旦那様は、当初は新築物件を考えていたそうですが、「新築でも時間が経てばだんだん古くなるし、価値も下がる。それなら、良い感じの中古物件のほうがイイかも」と感じたそう。
ご夫婦の意見が一致してから出会ったこちらの物件は、駅まで徒歩圏内で眺望が良く、敷地面積もお庭も広かったことに加え、「一番の決め手は、築年数が経っていても状態がキレイだったこと。前のオーナーさんが大切にされてきたことがわかる、良いお家だなと感じました」。
古民家ならではの良さをいかした空間は、どの部屋も日当たりが良く、「最高に居心地が良い!」と家族も猫たちも大満足。
娘さんのお友達が遊びに来たときは「古民家カフェみたい」と驚かれたそうで、「薪ストーブのあるリビングやダイニングで、ワイワイ過ごせてうれしかった」と笑顔で語ります。食事をとるスペースもキッチンダイニングやちゃぶ台のある和室など、その日の気分に合わせてセレクト。
「家にいる時間が心地良いから、休日もわざわざ外出しなくなりました。庭にBBQスペースも作りたいなぁ」。施主様のおうち時間、ますます充実しそうですね。
味のある木材の色味とピンクのラグマットが絶妙にマッチしたリビング。 薪ストーブで温まりながら、ギターを弾いて…ゆっくりとした心地よい時間が流れます。
和室に隣接した雰囲気のある空間は、昼はほっこりとコーヒータイム、夜は照明を灯して、よりリラックスした雰囲気に。ご夫婦でワインを楽しんだり大人の時間を過ごします。
古民家には、やはり畳が似合います。 寝転がったり、ちゃぶ台で食事をしたり。 使い勝手も抜群な畳空間です。
洗濯スペースをキッチンカウンターの横に設けて、料理&洗濯の同時進行が可能に。「洗濯機は夜に回す派。夕食後、TVを見ながら洗濯できるのがうれしい」と奥様。
畳部屋のちゃぶ台で頂く日本茶。 最高のリラックスタイムが過ごせそうです。
こんなモダンな家具もしっくりとマッチします。
念願の薪ストーブを設置した施主様。 薪を準備するのも、暮らしの中の楽しみですね。
離れにある玄関土間はモルタル仕上げ。 しっかりとスペースがあるので何かと便利です。
大きな窓からお庭を眺めたいと仰っていた施主様。 まさに夢が叶ったお家となりました。 ピアノの音色を聴きながらゆっくりと過ごす時間は、何にも代え難い癒しの時間となりそうです。
寒い冬は、薪ストーブの遠赤外線でお家全体がじんわりポカポカ。 猫ちゃんも大満足なご様子。
趣のある建具は既存利用して、施主様の好きな大正モダンな雰囲気を。 前オーナーの思いも引き継いでいけることが、リノベーションの醍醐味です。
古き良き日本家屋の雰囲気はそのままに、傷んでしまっていた外壁や屋根もリノベーション。 既存部分と馴染むような色合い、素材選びをしています。
「家族全員、くつろぐときはゴロゴロと寝転がりたい派なので」という施主様。 ソファは置かずに、無垢材の床やラグ、たたみなど、どの部屋でも床面の心地よさを重要視。
戦前、避暑のために建てられた古民家は、しつらいも味わい深いデザイン。 大切に使われてきた空間の良さを残したリノベーションは、前オーナーにも喜んでもらえたそう。
通路で繋がる母屋と離れ。離れの1階はご主人の趣味スペース、2階は子ども部屋。「母屋で過ごすことが多いけど、自分の時間に浸りたいときは離れへ」と使い分けているそう。
「庭いじりをしてみたかった」という奥様の決め手になったのは、お庭の広さ! 季節の草花を楽しみながらの庭仕事は、最近娘さんが始めたというギターの音色をBGMに。