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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、土地・物件探しを担当
物件探しからお手伝いさせて頂きました。元の居住エリアの近郊にてクルマに乗られない奥さまのために、徒歩ないし自転車移動圏内に最寄駅や買い物便が充実しているエリアを求めておられました。そこで京都市下京区、西京区、右京区、南区を中心に物件をご紹介させて頂きました。
以前より弊社の存在を知って頂いており、ご自身の住宅購入の際には是非相談しようと想いを温めて下さっていたそうです。ご家族がゆったりと過ごせるよう出来る限り広いリビング空間、ベビーカーなどがゆったり置ける広い玄関スペース、収納が少なくなりがちなマンションにおいて大容量の収納の確保を求めておられました。また、デザインテイストは少し粗めなインダストリアルテイストをご希望でした。
まずはプランニング上、可能な限り広いリビング空間が確保出来るようご提案させて頂きました。(3パターンほどのラフプランの中よりお選び頂き煮詰めて行きました。)収納に関しては、寝室の床を上げることにより玄関およびリビングから利用出来る引き出し収納と寝室内床下収納を設けました。また、今の暮らしを十二分に満喫出来るようにコダワリつつも、比較的近い将来にご実家へ戻られることが決まっておらることから、将来の退去時に備えて”売れやすいプラン”の策定をさせて頂きました。例えば実際にはウォークインクローゼットとして使用されるスペースも、その際に洋室として利用出来るよう敢えてクローゼット付のお部屋のように仕上げさせて頂くなどです。
ご希望イメージ通りのデザインテイストを実現させて頂くことができ、大変ご満足頂いております。また、理想通りの広いリビング空間やまだまだ十分に余力のある収納スペースにもご満足頂いており、弊社に依頼して本当に良かった!と嬉しいお言葉を頂戴しました。
お施主さまが物件探しに積極的にご協力下さっとこともあり、ファーストコンタクトからリノベーション完成・お引渡しまで、トータルでおよそ8ヶ月間のプロセスとなりました。ちなみに全体の流れをチャートに致しますと下記のような流れとなります。
〇ファーストコンタクト・・・2020.2月下旬
(資金計画立案・物件探しスタート)
↓
〇購入物件決定・・・2020.5月下旬
(住宅ローン事前審査申込・不動産売買契約)
↓
〇リノベーション打ち合わせ開始・・・2020.6月初旬
(現地調査・プランご提案・打ち合わせ)
↓
〇購入物件取引・・・2020年6月下旬
(残金決済・所有権移転登記・物件引渡し)
↓
〇プラン決定・・・2020.8月下旬
(プラン詳細決定・お見積り)
↓
〇工事請負契約締結・・・2020.9月初旬
(お見積り決定・工事請負契約締結・マンション工事申請)
↓
〇工事着工・・・2020.9月中旬
(近隣住戸への工事着工ご挨拶・着工)
↓
〇工事完了・・・2020.11月初旬
(リノベーション全行程完了・お引渡し)
↓
〇お引越し・・・2020.11月中旬
(ファーストコンタクトよりトータル約8か月間にてお引越し)
また、コロナ渦によりテレワークが増えて来ていた時期だったため、万一予定よりも工事期間が延びた場合でも、家賃と住宅ローン返済が並走しないよう、予め10カ月間の返済猶予期間(購入物件残金決済後から向こう10カ月間)を設定の上でお借入頂き、不測の事態にも備えつつ万全の態勢で進めさせて頂きました。
なお、預貯金をそのまま残しておきたいとのご意向により、物件代金、購入諸経費(登記費用、仲介手数料、住宅ローン借入諸費用)、リノベーション費用等を全てひっくるめて全額住宅ローンにて賄う形(頭金ゼロ)で進めさせて頂きました。
リノベーション予算にある程度の余裕を見て頂きつつ住宅ローンのお借入申込額をお決め
頂いたため、より安心してご希望イメージをカタチにしてご提案することが出来ました。また、弊社とお施主さまとの間でリノベーションイメージがキチンと共有出来ていたため、打ち合わせ過程での意思疎通がとてもスムーズで、非常にサクサクと計画が進んで行った印象があります。
コンクリート躯体や配管などそのまんまの素材感を生かしつつ、つくり込むところはシッカリとつくり込んだ、こだわりのリビングダイニング空間
キッチンとリビングの壁面には、あえてタイルではなく”黒皮”と呼ばれる生の鉄素材を用いることで経年変化も存分に楽しんで頂ける空間となりました。
キッチン背面にはパントリー並みの容量の造作収納を設えました。大量の食器やストック食材も余裕を持って収納して頂けます。
寝室の床を上げて設けた、リビング側より利用出来る引き出し収納。
床上げをしたぶん圧迫感が出ないよう大開口の室内窓を設置ししました。またベッドルーム内にも床下収納を設けています。
こちらのお施主さまの利用用途はウォークインクローゼットですが、将来的に手放される際にネックにならないよう、一般的な洋室として利用出来るよう十分な広さとクローゼット収納も設えました。
マンション特有の狭い玄関スペースを横方向に広げ、ベビーカーなどもラクラク置いて頂けるようにしました。また、低かった天井もスケルトンにすることで、縦方向の広さも感じられるように仕上げました。
マンション特有の狭い玄関スペースを横方向に広げ、ベビーカーなどをラクラク収納出来るようにしつつ、寝室の床を上げて設けた引き出し収納をここからも利用出来るようにしました。
全体のデザインイメージにあわせてモルタルで仕上げたオリジナル洗面台です。洗面ボウルや水栓金具もお施主さまのお好みでお選び頂きました。
お子さまと一緒でもゆったりと入って頂ける1坪タイプ(1616タイプ)のユニットバスです。内装はシンプルにしつつ入口のドアにもこだわりました。
単なるトイレにならないよう全体のデザインイメージにあわせた色目のアクセント壁を設けました。天井も広くゆったりとくつろいで頂けるトイレ空間となりました。
省スペースでスッキリ収まるように考えられた造り付けのオリジナルテレビボード。素材と色目が他の木部と統一され既製品にはないスッキリとした収まりとなっています。
タイル、鉄、木がそれぞれにうまく融合したLDKの床と壁部分です。どれもがお施主さまコダワリの素材で、とてもカッコ良く仕上がっています。
奥行きの広いバルコニーをセカンドリビングとしてもご利用頂けるよう、キッチンなどの床面と色目を合わせたタイルを施設させて頂きました。本格的な磁器素材のタイルでありながら、ジョイント下地によって容易に脱着出来る、まさに大規模修繕工事対応が必要なマンションのバルコニーに適したタイルです。