家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
設計、施工、監理、プロデュース・コーディネートを担当
「みんなにとって心地よく、落ち着く暮らしがしたくて」
住み慣れたところで暮らすのが一番と考え、奥様のお母様と猫ちゃんが住むマンションに
同居することにしたHさんご夫婦。
元々の間取りでは3人でうまく住みこなすのは難しいと思い、築30年のマンションをリノベーションすることに。
限られたスペースをどのように広く使えるようにするかを意識してプランニング。
「同居なので、リビングはみんなでくつろげる空間にしたかったし、それぞれのプライベート空間も大切にしたかったんです」
収納はほとんどをオープンに。扉の圧迫感をなくして開放的にしています。
手狭だったというカウンターキッチンは、壁付けのL字のレイアウトに。
ダイニングテーブルがすっぽりおさまり、スペースに無駄がありません。
壁のかわいらしいタイルが空間のアクセントになっています。
玄関には、リュックや自転車など、アウトドアが趣味という旦那様のアウトドアアイテムを
ディスプレイしながらしまって。
あえて土間ではなく白のタイル張りにし、壁の一部にはめたガラスブロック窓から差し込む光が明るい空間を演出しています。
2部屋の個室はひとつながりにして、ご夫婦の寝室に。
「将来、子どもが生まれたときのことを考えて、あとからでも部屋を仕切れるよう、入り口は2つに」
ひと際目を引くのが、ボルダリングスペース。
旦那様のご希望で、遊び心溢れる空間が完成しました。
以前は和室だったお母様の寝室は、レンガ調のクロスを張ってイメージチェンジ。
リビングからキャットウォークを通って、猫ちゃんが自由に出入りできるような仕掛けも。
また、収納の下部分には猫ちゃんのトイレスペースをつくり、空間をすっきりさせています。
明るく広々とした空間で快適に過ごしているHさんご一家。
「二世帯になってライフスタイルは変わっても、今まで通りの暮らしができています」
家族みんなにとって心地よい空間となっている証ともいえる、最高の言葉かもしれません。