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設計、施工、監理を担当
以前は賃貸住宅暮らしだったHさまは、お子さまが産まれ家族が増えたことをきっかけに、新しい住まいを探すことに。近隣で気に入った戸建物件に巡り合い、3階建てのこの家で、中古物件購入×リノベーション計画をスタート。
「青が好き」というご主人さま。緑がかった青のキッチン腰壁タイルはご希望のものを採用し、LDKは濃淡の異なる青をベースに配色。各部屋のドアの色は単一にするのではなく、それぞれ異なる色を用いて、廊下からの印象にアクセントをつけました。
もとの間取りは玄関ホールと廊下が広かったものの、キッチンが閉鎖的な印象。階段をリビングに取り込み、キッチンの向きを変えることで、開放的なLDKを実現しました。階段は既存の鉄骨階段を再利用し、スケルトンにして踏み板を交換。手摺はフラットバーで新規造作し、スタイリッシュな印象に仕上げました。
間取りは、忙しいご夫婦のために、収納量がたっぷりとあり、家事効率と生活導線を向上できるプランをご提案。キッチン・パントリー・洗面室をぐるりと一周回遊できるようにしました。キッチンを通り抜け、アーチ型開口の向こう側には、大容量のパントリーを設け、キッチンのバックセットはリビング側まで伸ばし、十分な収納量を確保。
洗面室の壁も鮮やかな深緑のタイルを貼り、奥さまのご要望のもと、2人並んで使える洗面台を設置。フレーム脚は造作で作りました。洗面器にもこだわり、平田タイル/AQUAPIAの丸みのあるシュイコンフォート・オーバルを採用。
戸建住宅の寒さ対策として、インナーサッシ・床暖房を施工。住宅性能もアップデートされた戸建リノベーション事例です。