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住んでいたマンションを、妻が思い描く空間へ。モルタル床に素足で過ごす斬新なライフスタイル!三角アーチもポイント。
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設計、施工、監理を担当
初めてお会いしたのは、リノベーションイベントでのこと。「リノベーションはしたいけれど、まだ漠然としていた」と奥様は当時を振り返ります。ブース出展していた当社の前を通り掛かり、設計担当に話しかけられたことがきっかけだったそう。もともとお住まいだったマンションのお宅を、奥様が思い描いていた空間へ一新するリノベーション計画をスタートすることに。
空間のコンセプトは「床のモルタルのグレーと白を基調にしたモノトーンのシンプルな空間+アンティークの丁寧に使われた深みのある素材(ちょっと木を入れる感じ)」
イメージに合うアンティークドアや風合いのある素材を、ご予算に合わせてご提案しました。塗装壁の雰囲気を出すよう、エコフリースの壁紙を採用。キッチンはキャビネット部分に既製品を採用しつつ、引き出しの前板はナラ材にケガキ+白塗装拭き取り加工を施し、深みのある風合いへ寄せています。
2LDKだった間取りの和室部分をLDKに取り込み、広い生活空間へ変えて、玄関・廊下・トイレからLDKまで床面を全てをモールテックス塗りで土間にしました。「京都のとあるカフェをイメージ、三角アーチの開口など写真を撮るため映えることも意識している」とお話しされていました。
三角アーチをくぐると、一段の段差を上げ、ここは唯一のフローリングエリアとなります。洋服や布団、お子様のおもちゃなど、生活用具は全てここへ収納し、ファミリーの寝室として使用されています。
まるでSHOPのようなインテリアで設えられたこの事例では、モルタル床で素足で過ごす斬新なライフスタイルを撮影させていただきました。スワッグやティピーテントの小物も手作り。普段は、お子様とお菓子作りやお絵描きをして過ごすことが多いそうで、毎日の暮らしが丁寧に、モノが少なく時間にゆとりを感じる素敵なお住まいでした