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設計、施工、インテリア、エクステリア(庭・外構)、土地・物件探しを担当
飲食店から住まいへのコンバージョン
敷地は京都市左京区、ゆったりとした住まいが建ち並ぶ閑静な住宅地です。築20年の木造建築を利用した飲食店を経営していた元オーナーが高齢のため閉店した後、現オーナーが建物を買い取り住まいへのコンバージョンをご依頼頂きました。まず構造体のチェックを行い安全性を確認。その後、住まいに適したプランや仕様に変更し設計を進めていきました。
住まいとしての採光を確保するため南側の吹抜け部分に大きな台形窓を新設。一部が小上がり和室になっていた部分をフラットに変更。
元々の力強い柱や梁に敬意を払い、新設するキッチンや家具を脇役として配置していきました。
古いものと新しいものが融合するおおらかな住まいです。
元々、京都市中心部の借家にお住まいでしたが、お子さんの成長とともに住み替えをお考えでした。物件探しからご相談頂き、元うどん屋さんの建物付き土地にめぐりあいました。
①元うどん屋さんなので、業務用キッチンや客席の仕様となっていた部分をLDKに変更しました。
②すこし薄暗い空間だったので大きな台形窓を造り、光を導く計画としました。
③柱や梁はとてもしっかりしていたのでそのまま残すことでコストダウンを図りました。ワンちゃんとともに生活するため床をタイル張りとしました。
④壁・天井はしっくい塗として自然素材を楽しめる空間としました。
明るく開放的なLDKで日々生活をしていて、家族全員あまり部屋にこもらなくなったそうです。
最初は新築でご相談頂いたのですがなかなかいい土地が見つからず、リフォームも検討内容に入れて物件探しを行いました。その後、この物件に出会い設計を進めていきました。
解体後の現場チェックの際、とても力強い柱や梁が使われていたことですね。
壁や天井の中に隠れてしまうのがもったいないほどでした。