注文住宅

焼き杉の家

面積:

121㎡

エリア:

大阪府寝屋川市

実施時期:

2013年9月~2014年3月

内容:

■背景・敷地環境
敷地は大阪府寝屋川市、駅から少し離れた約60坪の敷地です。住宅地から駅や学校への主要道路に面した角地のため1日中人が行きかう環境です。そうした環境から、自然と外ではなく内に開く平面計画となりました。

■建築プラン
約24㎡の中庭を設け、全ての空間がそこに面するよう計画されています。リビングからは、中庭を介して玄関、階段室、子供室を見渡すことができます。中庭にはウッドデッキを敷き詰め、5枚の木製建具を介してリビングと繋がります。気候の良い時には木製建具を開け放つことでデッキとリビングが一体化します。
外観は、どこか懐かしい瓦屋根の続く街並みに調和するように切妻の勾配屋根とし、外壁には焼き杉を使用しました。内部空間とは相反して、あえてシンボリックな形状と素材を外部に用いることで内部と外部の対比を狙っています。

工 期 : 2013年9月~2014年3月
構造規模 : 木造2階建
敷地面積 : 208.97㎡
建築面積 : 85.21㎡
延床面積 : 121.64㎡
撮影:笹倉洋平

外観は、どこか懐かしい瓦屋根の続く街並みに調和するように切妻の勾配屋根とし、外壁には焼き杉を使用しました。

撮影:笹倉洋平

この住宅事例を手掛けた建築家

濱田猛

建築家 / @大阪府

私が大切にするもの。 それは、「人」と「空間」と「時間」です。 「人」を大切にします。 世の中で起こる多くの事件、トラブルはコミュニケーションの不良がその要因の一つではないでしょうか。 あらゆる情報がデジタル化され携帯電話等の通信網が発達して、いろんなことが合理的にシステム化されています。 ただ、社会がどんなに便利になっても人と人との繋がりを断ち切ることはできないと思います。 こんな時代だからこそ、便利にするところはする。その反面、手間をかけるところはかけるべきです。 これをものづくりに当てはめてみると、 ○合理化すべきところ::施工方法、材料の流通ルート、施工費作成から金額調整の流れ。 ○手間をかけるべきところ::クリエイティブな打合せ、アイデアの作成、プレゼンテーションの作成、設計業務 「空間」を大切にします。 住宅であれ、店舗であれ、わたしは空間をつくる仕事をしています。 しかし、ただ箱(容器)をつくるわけではありません。 その空間で活動する人、物などの要素を見極め、編集しなおすことによりあらたな「空気感」を創り出すことを目指しています。 「時間」を大切にします。 ここで言う「時間」とは、建築家と建主が共にする時間です。 いいかえればものづくりの「プロセス」です。 建築家が扱っているものはできあがった「商品」ではありません。 依頼を頂いてから建築家と建主がコラボレーションしてものづくりを行う、その「プロセス」です。 建築家にとって、手掛けた空間の最終形は実に大切です。 ただ、設計から施工、そしてアフターメンテナンスへと続いていく「プロセス」も大切にしていくべきだと考えています。

濱田猛

建築家 / @大阪府

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