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設計、監理、プロデュース・コーディネート、土地・物件探しを担当
1人暮らし用のワンルーム賃貸住戸リノベーション計画です。都心にいながら緑を感じることができるこの住戸において、外の景色を活かしつつ住戸内にも植物を飾ってゆったりと暮らせるような住まいの計画を考えました。30年以上前の一般的なワンルーム分譲賃貸では室内面積や投資利用などの理由からお風呂やキッチンに予算をかけていない住戸を散見します。例え1人暮らしの賃貸であっても、働いて帰ってきた家でゆったりとお風呂に浸かって次の日を快適に迎えてもらいたいと考え、20㎡程度の小さな部屋にお風呂を独立して設け、そのお風呂からは外の景色が見えるように大きな窓を設けました。またお風呂の窓の外には観葉植物を飾ることもできるタイル貼りのガーデニングスペースを設けました。ここに植物を飾ることでお風呂から室内の緑を見ながら過ごすことも出来ます。
水廻りを充実させることで借主に居心地の良い空間を提供するだけでなく、不動産所有者にとっても既存より高い利回りで賃貸の収益を得ることができます。
キッチン・浴室付近の床仕上げは観葉植物が置けるよう水に強いタイルとポリカーボネート波板を採用しています。 写真:中村晃
奥の収納扉(ポリカ波板仕上)を90度開くと居室と廊下を仕切ることができます。扉の取手は浴室用のタオルを掛けれるように大きめのサイズのものを選定しました。 写真:中村晃
玄関を上がった先の壁、天井や扉の仕上げはラーチ合板で統一しています。 写真:中村晃
右側の収納扉(ポリカ波板仕上)を90度開くと居室の仕切りができるように扉の設計をしています。 写真:中村晃
写真:中村晃
写真:中村晃
全体のフレームや天板は造作で設計を行い、シンクや戸棚はIKEAの製品を使用しています。キッチンの横が居室になるため、水がかりになるシンクと作業台の位置を逆にし、作業台で身支度を整えることが出来るよう可動式の鏡を設けています。 写真:中村晃
室内を少しでも広くするために、壁は既存コンクリート躯体の上に白塗装で仕上げています。 写真:中村晃
浴室の窓越しから周辺の木々を眺めることができます。 写真:中村晃
観葉植物が置けるよう仕上げは水に強いタイルとポリカーボネート波板を採用しています。 写真:中村晃