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設計、監理を担当
2世帯住宅の子世帯夫婦が住む住宅の計画です。敷地は長野県山ノ内町にあり、お施主さんのご両親が住んでいる母屋と温泉小屋が建っていました。
今計画では母屋と距離はとりつつお互いの様子を感じられるような建ち方を考え、お風呂は既存の温泉小屋を親世帯と共用するものの、それ以外は敷地北側の空地に別棟の離れとして新しく計画しました。更に積雪荷重に十分耐えられる屋根の構造計画、40㎡を超える広々としたワンルームで様々な天井高さをもつリビングを計画しました。このリビングに設けられた大きな開口部から母屋の様子を伺うこともできます。
リビングは日中とても明るく、風の抜けるおおらかな空間です。お施主さんとは設計開始から頻繁にやりとりを行い、時間はかかりましたが最後まで一緒に協力をしていただいたことでこの場所でしか出来ない豊かな空間をつくることができました。
ご両親と一緒に仕事を経営するお施主さんにとって自身の住まいは「母屋と一定の距離感を持たせたい」という事の他に「なるべく広いリビングが欲しい」といったことを要望されました。