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奥様のご両親との同居に伴う、二世帯住宅へのリフォーム。
家族みんなが暮らしやすく、快適な空間を作るため、
ご両親寝室と、LDKを中心に行いました。
キッチンは、ご家族が8名になるので、広々と、明るく、開放感あるイメージに。
ご両親の寝室は、ベッドを置ける洋室にすることと、
少しくつろげるスペースを確保すること。
そして、10年を過ぎて、少しずつ感じていたお家の傷みや使いにくさを直していくこと。
お年頃の姉妹の個室をより使いやすくするため、ロフトをはしごから固定階段に変えること。
ご家族のみなさまが、二世帯の暮らしを楽しめるようにプランしました。
もともとキッチンとLDの間には、造作家具があり、キッチンが独立したイメージでした。 また、キッチンの隣は、畳スペースになっていて、リビングのような使い方をしていたため、ダイニングまでお料理を運ぶのが大変な一面も。 ご家族が増えることもあり、ダイニングとして利用できるよう、畳スペースをフローリングに変更し、キッチンに隣接した配置にしました。 キッチンを独立させていた造作家具を撤去し、新たにカウンター収納を造作。 LDとのつながりが生まれ、広々と明るい印象に変わりました。
元のダイニング(リフォーム後:リビング)とキッチンに入っていた床暖房をいかせるように、床暖房専用の上貼りフローリングを貼りました。 壁が板張り仕上げだったので、落ち着きのある印象でしたが、床の色が変わったことで、空間がかなり明るく感じられるようになりました。 畳スペースだったところは、下がり壁を取り払い、障子などもなくして完全に洋室化しました。 板張りの壁は、壊れてしまったので、周りの板材りに近いもので張り直すのではなく、クロス張りにしました。 近くて異なる素材より、思い切ってクロス張りにしたことで違和感なく仕上がりました。 LDK入口の扉は、お好みのデザインで造作し、交換しました。 色は、塗装で周りの木部の色に合わせています。
キッチンとダイニングの間に新たに設けたカウンター収納。 大工の造作は、カウンターのみ。 キッチン側とダイニング側それぞれにお客様が後から収納を入れられるよう、ご購入される家具に合わせてカウンターを取付けました。 オーダーメイド家具の良さはもちろんありますが、お値段が高くなってしまうのが悩み。 今回は、カウンターだけの造作に家具を後から入れることで、お手頃で、きれいに、使いやすく仕上げる工夫をしました。 カウンターには、家族8人分のお弁当箱が毎朝並ぶそうです。 これだけ大きくても余らないほど、とのことで、大活躍のカウンター。 サイドの壁には、グリーンや小物を飾ることができるオープン棚も設けました。
二人で作業するのも十分な広さのキッチン。 お母様も取り出しやすいように吊戸棚は、昇降式のものを採用しました。 人大のカウンターは、シンクまでひとつながりでお掃除もラクラク。 ガラストップコンロに食洗機と、機能も充実したキッチンです。 家電は、LD側から見えないところへ配置して、すっきりとした空間になりました。
キッチンの奥には、パントリーがあります。 もともと、家事室として大きな扉の奥行きの深い収納がありましたが、キッチン用品を収納するには使いにくい大きさでした。 造り付けの収納は取り払い、ちょうど良い奥行きの収納棚を2ヶ所に造作しました。 炊飯器を置けるスライド棚は、キッチンの背面に。 ストック品や、キッチン小物の収納棚は、見えない奥に配置。 残りのスペースには、お手持ちの食器棚を置けるようにした、奥様にうれしいパントリーができあがりました。
ハシゴで昇り降りするロフトは、大きなものを持って上がることもできず、ハシゴの掛け降ろしも大変で、お子様が使える状態ではありませんでした。 姉妹2人がロフトで寝られるように、固定階段を造作。 木を使って温もりのあるロフト階段ができあがりました。 手摺もあるので落下の危険もなく、お子様が安心して昇り降りできます。 階段下は、収納として有効活用。 壁のクロスは、お子様が選んだきれいな色のグリーンをアクセントに。
階段の下には、制服を掛けられるハンガーパイプを設けました。 収納として有効活用しています。
ご両親の寝室は、和室から洋室に変更。 パインの無垢フローリングと、珪藻土塗りの壁天井に囲まれた、自然素材の空間です。 戸建住宅の1階は、冬は足元から底冷えする寒さですが、無垢フローリングならではの木の温もりを感じていただける寝室になりました。 ベッドの奥には、ウォークインクローゼットを設けています。 お手持ちのタンスも入れることができ、季節家電や掃除機などもしまえるうれしい収納スペース。 生活空間に余計な物を出さずに、すっきりと過ごしていただける間取りにしました。
洋服やバッグ、季節家電などの日用品まで、ひとまとめにできる大きなウォークインクローゼット。
ぐらついていたバルコニーの手摺を交換するとともに、ウッドデッキも張り替え、外壁塗装も行いました。 手摺は、中が見えないような仕様に変え、木目調のデッキ材と同素材に。 外壁の色は悩んで決めただけあり、モダンな中にもナチュラルな印象を感じられる、素敵な雰囲気に変わりました。