家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
賃貸+α程度の無理のない費用で「窓からの緑」と「風通し」を求め辿り着いた、団地という選択。
場所は練馬区にある緑溢れる大規模団地の一室。
お施主様にとって、全く馴染みのない土地でしたが、窓からの豊かな景色という環境に惹かれ、お引っ越しを決めました。
購入したお部屋は、建てられた当時の雰囲気が残ったままの昭和レトロな空間。
元々古道具がお好きだったお施主様は、この団地のあたたかな雰囲気とレトロさを残したリノベーションをDIYとからめて行いたいと考えられました。
レトロな磨りガラスや、ドアの一部を残し、
新しく替えたキッチンは敢えてレトロ感のあるホーロー製のキッチン。
そこに、お施主様が大切にされていた古道具やアートを加える事で、ピカピカではない、使い込まれたような空間になっています。
この家は、お施主様が趣味でものづくりをなさるアトリエを兼ねたお住まいになっています。そのため、多少荒く使っても傷や汚れが味になるような、タフな素材として「モルタル床」を選びました。使いやすくて大正解だったそう。
また、壁の一部をDIYで漆喰塗装。
ご友人と一緒に塗装した経験は、よい思い出になっています。DIYや部屋の使い方を住みながら楽しめる余白を残したリノベーションで、お施主様らしさと団地のレトロな雰囲気がしっくりと馴染む空間になりました。