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約16坪ほどの狭小敷地。2面道路に面し、北側道路は頻繁に車が往来し、西側道路は傾斜路になって約4メートルのレベル差がある。東側隣地は敷地境界まで建物が接近し、南側は4メートル高い位置から隣家が見下ろすかたちで建っている。クライアントは30年来ここで住み続けいている5人家族であり、老朽化した住まいの建て替えを行い、さらに1階に貸店舗を確保することとなった。計画は、敷地の廻りから少しでも快適な要素を抽出して住まいにうまく取り込むことを目指した。貸店舗は北側道路に入口を設けたのに対し、住まいの入口は、喧噪した北側を避け、西側道路を上がりきって建物の2階からアプローチする。寝室、リビングなどの居室はあえて北側に設け、道路を挟んだ隣地の樹木を借景とした開口部を設けた。隣地から見下ろされる南側には階段を設け、半透明の開口部からやわらかい光を下階までおとしている。最上階には壁で囲ってプライバシーが確保された庭と、リビングに直接陽光を取り入れるハイサイドライトが設けられている。建坪約11坪であるが、コンクリートで囲い廻りの喧噪を遮断した上で、これらの「抜け」の要素をうまく配置することによって、この狭小地の住まいは快適性を実現している。 共同設計者:石塚和彦アトリエ
Photo Copyright nacasa and partners inc.
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