家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
住宅地の中にあって、外からの視線を一切排除することで、心から安らげる住空間をめざしました。そのため、敷地に合わせて四方を壁で囲み込み、2階には周囲に向けて窓をひとつも設けないことにしました。1階の玄関のみが外部とつながる唯一の場所となります。
この囲まれた箱に中庭を設け、各部屋が中庭に向けて開きました。2階は、囲まれた四角い箱の上に、三角の片流れ屋根を載せました。上からの自然光が、閉じた室内を明るく照らし出し、高窓で切り取られた空の風景が、心に広がりを与えてくれることを意図してのことです。
外観は、打ち放しの壁の上に、窓のない黒い箱が載る構成により、内を守る表情を強調しました。打ち放し壁の斜めの配置や、中庭からのほのかな光に、人を招き入れる気配が感じられるようにしました。
窓が1つもない外観
トップライトからの光に包まれたソファスペース