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V字に窪んだ谷の中腹に建つ住宅。
向かいの丘への眺望を生かし
安らぎつつ、広がりのある
住空間を形づくる。
V字に窪んだ谷の中腹に建つ住宅です。道路が敷地より4m低かったため、道に面して駐車場を組み込んだ地階をつくり、その上に、開放的な住空間を木造でつくりました。地階は階高4m(通常の1.5倍)となり大きな土の力が横からかかるため、壁を斜めに傾けて土圧を軽減しました。この斜めに傾いた壁を内部空間に生かし、上にいくほど広がる空間を地下に展開しました。
このしっかりとした地階の上に、LDKや子供室を一つながりに形づくり、外へと心が導かれるように、強い方向性を持つ切妻屋根で架構しました。対面する丘への眺望が素晴らしい北西に向けて居間の向きを45度ふり、壁に食い込むようにソファ・スペースをしつらえました。開放的な一体空間の中に、視線の方向の変化により、すべてを見通せない感覚が生まれることや、小さなスペースを組み込むことで、心を解き放ちつつ、落ち着きのある住空間となることをめざしています。
敷地面積 :155.32㎡ (47.00坪)
建築面積 :59.28㎡(17..94坪)
延床面積 :121.44㎡(36.74坪)
photograph KAROKU KATO
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庭に面するダイニング。全面ガラスの窓により、庭との一体感を高めています。
庭に面するダイニング。全面ガラスの窓により、庭との一体感を高めています。
崖地に建っています。下のコンクリートで地盤と一体になり、その上に開放的に木造で住空間を展開しています。
斜めの天井からの完成照明で、全体を明るく照らし出します。
天井の間接照明が、外へと心をいざないます。
道路との段差を利用して、天井の高いガレージとしました。
階段下を利用したパスルーム