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設計、施工、監理を担当
もともとご夫婦がご生活されていた今回のご自宅。ライフスタイルに変化があり、老後の暮らしを考えることがきっかけが家づくりのスタートでした。
一部に畳を敷き込んだ明るさを感じるリビングやダイニングと、キッチンカウンターを緩やかに仕切る格子の目隠しが魅力的。施主様が目指されたのは、和のあしらいと北欧テイストのインテリアが優しく溶け合うジャパンディスタイルの暮らしでした。
まだ少し先のお話ではありますが、老後の暮らしをお考えになられたのがきっかけで、このご自宅が『終の住処』にできたらなというご主人様の思いから家づくりがスタートいたしました。
奥様のご要望でもあったジャパンディスタイルの空間の実現を主題に、今後の暮らしが快適で楽しいものになるよう、ご夫婦のご要望や夢を丁寧にヒアリングさせていただきました。
事例の見どころは、格子がアクセントのL字のキッチンカウンターと、半帖畳を埋設したデザイン的なリビング空間。
間取りや動線をふまえると、キッチンの位置を変えるのは難しかったのですが、ダイニングと対面で料理の準備が憧れだった奥様。
そんな奥様の夢を叶えるため、食器・家電・ゴミ箱収納を兼ねそろえたキッチンカウンターをご提案させていただきました。
カウンター上部のディスプレイ収納は、真鍮の金物を使用するなどデザインも細部までこだわり、L字のキッチンカウンターは奥様一番のお気に入りの場所へ。
ジャパンディスタイルの体現でもあるリビング空間は、ご主人様一押しの安らぎの空間に。
和室だった空間をリビングに変更する中で、どこかに畳は残されたいとご希望をいただいており、ただ、畳スペースを設けるのではなく、床に埋め込むデザイン的な仕様をご提案させていただきました。
『パースの時点で感動していたのですが、実際に見たらそれ以上に素敵な仕上がりで本当に驚きました。「終の住処ができた」と心から思えましたし、安心して老後が過ごせると確信しました。楽しく過ごせる未来が想像できましたし、息子が家族と帰ってきた時に、孫が畳の上をハイハイしているイメージまでできて。主人とは、夫婦の時間がまたはじまったねと。本当に100点、それ以上の住まいに生まれ変わりました。』ととても嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
ジャパンディスタイルを体現したリビング空間。 ご主人様お気に入りの空間となりました。
フローリングは朝日ウッドテック『Live Natural MSX』、琉球畳は大建工業『ダイケン健やかおもて 清流』を、建具はPanasonic『ベリティス』を採用。
北欧テイストの家具が空間にマッチします。
リビングは元々和室だったので、押入や床の間を収納として再利用することに。奥の吊り収納には、仏壇が入れられるように工夫を。
リビング横にはダイニング・キッチン。施主様のご要望、家事動線に配慮した間取り設計をさせていただきました。
食器・家電・ゴミ箱収納を兼ねそろえた格子付きの造作L字カウンターは、奥様お気に入りの場所。
L字カウンターの上部には、間接照明付きの飾り棚をご提案。金物を真鍮にするなど、細部までデザインにこだわりました。
キッチンは、クリナップ『ラクエラ』を採用。
浴室は、TOTO『マンションリモデルWYシリーズ』を採用。 浴室窓をYKKap『マドリモ』シリーズのアルミ樹脂複合サッシに変更し、断熱性も向上。
洗面化粧台は、LIXIL『EV』を採用。トールキャビネットやアッパーキャビネットを設け、大容量の収納を実現。