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商業地域の建物密集地ですが、4階の大きなトップライトからの光がガラス階段を通じて室内全体に広がって、光の箱のよう。
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商業系地域の建物密集地で、車通りの激しい道路に面した間口5m程度の細長狭小地での住宅計画です。騒音や排気ガス等の影響を考慮して、通風も光も最上階に設置した2基の開閉式のトップライトから取り入れました。風は2階部の道路に面しない隣地側へと通し、光は西側前面道路からも採光を拡散して取り入れて、階段板を全て透明の強化ガラスとすることにより、1階まで光を落とす計画としました。
・白く塗装されたナラ材と素朴な風合いのALCをそのまま見せた天井
・日本人のDNAに働きかける白く塗られたH鋼の柱と梁の表しの構成
・光のみを柔らかく通すガラスの壁
・ロフト階から1階まで見渡せるガラス階段
全てが揃うと喧騒の場所とは思えない安らかな空間となっています。
間口狭く、奥行きが長い敷地に対応するため、細いH鋼(150角)を籠上に組みあわせた構造により、通常ラーメン工法のように太い柱を使用しないため広い室内空間を確保しています。4階上空からの光を1階に届けるために大きなトップライトとガラス階段によって、1階まで光を落としています。
150角のH鋼で柱、壁とも構成されたデザインは木造民家の真壁のデザインを連想させます。
鉄とガラスを基本要素としてデザインを構成しています。
4階の最上階はガラスの床によって構成され、下階に明るい光を落としています。
合わせ強化ガラスとスチールアングルで作られた階段は1階まで光を届ける役目をしています。
ALCの床下地材を天井仕上げ材と兼用させることによって、古民家の厨子天井をイメージしています。
キッチンの天井は光を反射する材料となっているため、間接照明の光を効率よく作業スペースに落とします。
大理石の土間と真赤な建具はあまり広くない玄関を強く印象付けます。
カーテンウォールのように見せたファサードは夜間、提灯のように明るく光り、存在感を見せています。
商業系地域の周辺環境に合わせるため、アルミサッシを組み合わせてカーテンウォールのような表情をなっています。 2階以上をトラスによるキャンチレバーとして1階をセットバックさせました。柱が無いので駐車する際のストレスが無く、歩道への圧迫感も軽減されています。