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見渡す限りの茶畑の中に建つ住宅です。
景観に配慮し、建物は平屋を思わせる勾配の浅い低いシルエットで構成してます。周囲の環境と一体となるように中央を貫く象徴的な土間は前庭と後庭、そしてその背後に見える茶畑の斜面とつないだりしています。そして東西に長く、南北に短い建物は、全室が日当たり、風通しを考慮してつくられています。また、リビングには全開放の木製サッシを設置し、南側の日当たりの良い広い庭と外部デッキを介してつながり、そして周囲の茶畑とつながる開放的なプランとしています。
建築紹介サイトからの仕事です。ハウスメーカーとの競合でした、茶畑を挟んで、ご両親が住んでいる家がありましたので、その家との良好な関係を希望していました。ちょくちょく出向いて来られる施主様のご両親やご近所の方たちとの交流を円滑にするため、大きな土間のスペースを提案し、これを中心にした家づくりを始めました。