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設計、監理、エクステリア(庭・外構)を担当
ご家族5名がお住まいです。もともとこの敷地の近くに住んでいたご家族は線路近くの土地を購入し設計の相談をいただきました。たまたま別の場所で線路沿いの住宅の設計をしていたのでその建物を見学していただきました。
建物は木造三階建て。
1階は寝室と水廻、2階はLDK、3階は子供部屋×3(建築当初は一室)の建物になります。
外観のご希望は白い家、内部は晩酌しながらくつろげる空間をというものでした。また共働きのため家事の効率化などのご要望もありました。
まずは外観です。道路側は近隣へのプライバシーに配慮し白い壁と曇りガラス(プロフィリットガラス)によるシンプルな構成としました。いっぽう南の線路側は建物もなく光が取り込めるため大きな開口やルーフバルコニーを設置しました。電車の振動や音に対しては基礎と土台の間ににゴム製の緩衝材を使用したりLDKと外部の間に階段室を挟むことで音の減衰を期待しました。
建築当時お子様たちも小さかったのでポーターズペイントの塗装を家族みんなでおこなったことが印象に残っているそうです。
また当初からのご希望であったキッチンで料理をしたりダイニングでくつろいでいるときに音楽を流しながら晩酌しているときがとても心地よいという言葉をいただきました。
クライアントご家族も積極的に設計に関わっていただきました。設計過程でショールームなどにも頻繁にいきました。
前述のポーターズペイントでは一部壁面のDIYを前提としてご家族の皆さんと塗装の講習を受講しました。
また中央のサーバーに保存した音楽データをダイニングや寝室で流すことのできる音響システムを構築するため設計の際に建主さんとオーディオショールームを巡ったりしたことも良い思い出です。