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山・川・そして畑のある土地で、家族4人が土・緑と親しむ住まいです。
のどかな三河湾のほとりで育ったご主人は、同じ三河湾の蒲郡にご家族との家を計画されました。敷地は、畑としていた土地を半分使っての設計です。
牧歌的な環境で自然と近しい心地よさを感じ生活したいというご希望でしたので、土間空間を中心に、畑の土や周囲の緑を身近に感じられる家を計画しました。
床を土間コンクリートで仕上げたダイニングキッチンは、ガラス戸を全開放すると土間テラスと一体となり、一瞬で屋外のような空間となります。土間テラスには網戸もあるので、夏でも屋外までの大きな拡がりとなり、まるで畑が室内とつながったかのような心地よさです。
連窓(東側)と土間テラス(南側)で外に開かれた1階は「開放的で心地よい癒しの場」です。これに対して、三角屋根の登り梁の天井に覆われた2階は「閉鎖的で篭るような落ち着きの場」です。1階と2階は陽と陰の対照的な空間となっています。
自然につつまれて家族と家がともに育つ、そんな住風景を目指しました。
緑につつまれた土間テラスは、室内のダイニングキッチンへとつながる 大きく開くことのできるガラス戸でテラスと一体になる。
雑木林の向こうにはリビングダイニングの連窓がある。 緑が成長すると部屋からはグリーンカーテンとなる。
お隣の畑にできた麦畑につつまれた外観。 牧歌的な風景の中に馴染んだ住風景をつくっている。
土間テラスからは、ダイニング、リビング、タタミコーナーへと奥に部屋がつながる。 右側の外には、雑木林の庭が見える。
大きなガラス戸を引き込んで、土間テラスとダイニングは一体感のある空間となる。 庇の延びた土間テラスがあり、屋内が広がった感覚にもなる。
奥にあるタタミコーナーから、リビング、ダイニング、土間テラスへとつながる。 リビング左側には、雑木林の緑が見える連窓があり、心地よさを感じる。
コンクリートの土間がテラスとつながり、屋外との一体感がある。 ガラス戸が引き込まれて、開放感がある。 深夜電力で暖めた土間コンクリートの床暖房が冬も快適な空間となる。
オーダーメイドのキッチンは、ダイニングと対面式。 ダイニングの向こうには、連窓があり広く雑木林の緑が見える。
大きなゲートのような門扉を開けると土間テラスへとつながる。 土間テラスが玄関ホールの役割をはたす。 土間テラスは、ダイニング前の広い屋外テラスとしての役割もある。
三角の屋根の下にある長い部屋は、無垢材の床と梁を表しにして自然素材を活かしている。 将来、こども部屋と主寝室に分けられるような工夫をしている。 天窓が光の美しさを感じさせてくれる。
天窓の光が包まれた2階の部屋に効果的に広がる。 ガラス越しに屋根がひとつにつながり、開放感がでる。