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主玄関と裏玄関、どちらからもまずは手洗い場と収納への便利な動線。奥に広がる土間と広場は、他にはない特別な空間。
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
設計、監理を担当
【帰ったらまず、手洗い、うがい】
数年前、開業医のドクターとたくさんの対話を重ねた住まいの事例。今の時代のテーマとも重なるコンテンツです。全体平面図で動線計画が読み取れます。
■お勤めから、お出かけから、帰宅。
■玄関に2つの出入口をコンパクトに計画し
■カーポートからの裏動線にも配慮しつつ
■裏玄関の正面に手洗コーナーを位置付ける
■ソラの見える自然採光の明るい玄関づくり。
■コート掛け帽子入れまで付いた収納を装備。
■機能性ばかりでなく各所に視線の抜けをこしらえています。空間の広さよりも、この抜け感が重要です。
■小さな床の間もしつらえました。こころが穏やかになります。
■清潔に、そして何より、開放的に、ですね。
美しい家の、暖かく自然な天井の下から、今、娘と姉の長女の合同お誕生日会に向け、モツを煮込みながら記しています。
毎日毎日、家に近づきながら、あの家が見える角を曲がって、ハッとしています。夜、夕景の外観からは暖かさがあふれ出しています。ブラインドが、スッと横のラインをダイナミックに描き、外の塀のラインと対応しています。
本当にきれいですよ。素晴らしい。
全体のポテンシャルを何倍にもあげてくれています。
初めにどうしてもお伝えしたいことがあります。
1Fの天井、最後まで迷いに迷っていた天井です。
結論から言いますと、本当にデザインしていただいたオリジナルなままでよかったです。とてもいいですよ。日中は、マットな質感の白がピカピカではない明るさを出してくれてます。塗っていても、木であることがわかります。
そして夜。
暖色系の灯りになって見上げた天井は、素材感がそのまま暖かさに。こういうことだったんですね。気にしていた目地も今となっては、自然にそこにあります。ほんとに自然です。
暖かい家でぬるめの熱燗を毎日ちびちびやってます。
外土間でずいぶんうまく炭火も扱えるようになりました。
「パパ、このおうちだいすき。」
ほんとにぼそっと、娘が言いました。なんかいちばんうれしかったです。
これからいろんなことに気づいたら
またお礼のお便りをします。ほんとうにありがとうございました。
すべての場所を、ダイニングと位置付けてみました。すべてがリビング、はよく耳にしますが、玄関からお風呂まで、どこでも、軽く飲食を楽しめる、そんな場所づくりを考えています。
カーポートと玄関を結ぶ裏動線が、控えめに準備されている。
裏玄関を入ると、まず手洗いコーナーに。
左側、お子さんが見える側が主玄関。洗面の右側が裏玄関。ハイサイドライトのソラが毎日元気をくれる。
地窓的に借景窓をつくり足元を照らす
通過点にすぎない玄関ですが、少し立ち寄った方が、玄関先に座って、あるいは立ち話の際、こうしたしつらえの場所が効果的。
視線が遠くまで抜けるプランニング。吹き抜けや空間のボューム、天井の高さなど、印象的な場所にはいくつもポイントがあるが、この【抜け】感もそのひとつ。