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都内の駅に近く親家の隣の祖父母の住まいがあった敷地に建てた住まいです。
駐車場、門廻りは既存共有です。
近住2世帯は、共に支え合える形として理想に近いものがあります。
建築家紹介サイトでの出会いです。
地方に住まわれていたときに、地元のビルダーさんでお住まいを建てた経験があります。
今回は、専門家とじっくり相談したいということで応募されています。
応募した設計者のなかから私どもとの住まいづくりを選んでいただきました。
経験がおありでも、熱心に住まいを勉強されていました。
仮住まいを拝見しなんでも工夫出来る方であり、まだお子さまたちが小さいことから
造付け家具などはつくりすぎないことを心がけました。
ご希望には出来るだけ答えることができたと思います。
2年点検のおりには外部木部のメンテナンスのお話もお聞きできました。
造付けダイニング棚は今回子どもたちの学校道具が整理されており、
個室はあるもののダイニングテーブルで勉強しているのだなということがわかりました。
ダイニングデーブルの目の届くところにキッチンや書斎コーナーがあるので、
私どもが思い描く生活にピッタリあてはまりました。
計画・概算の提案を2回、2回めの提案を修正しながら基本が固まりました。
仕様や細かなご要望をお聞きし、設備などのショールムを2回めぐり、設計見積をたて、また、仕様を検討しながら予算に近づけています。
事務所での打合せは12回です。
実施設計をまとめ、TAM紹介の2社の相見積もりとしました。
1社が金額が近く、見積内容もしっかりしていたので、見積の調整(施工者と設計者の手間、数量等の内容、金額の摺合せ)を行ない、当初予定していた金額以下でまとまりました。
工事監理は31回程です。
クライアントさんはお近くにお住まいのため度々お会いし構造など隠れてしまう部分のご説明をさせていただきました。
毎日クライアントさんにお茶とお茶菓子をいただきました。
現場監督、大工さんとは私ども以上に接しています。
職人の方にも十分気を使っていただき気持ちの良い現場となりました。
2015年の残暑が厳しい頃にこのサイトに依頼を掲載させていただきました。多くのお返事を頂き、数人の方とのやり取りを経て、ほぼ直観的に(?)TAM建築設計室の新井さんに我が家の『家づくり』のパートナーをお願いしました。昨年夏に着工し、この春無事に竣工、引っ越しを済ませ新しい我が家での暮らしを楽しんでいます。
TAMの新井さんを選んだ理由は、いくつかありますが、結局のところ“フィーリング”“直観”が大きかったと思います。いくら知識を身に着けたところで経験豊かなプロには敵いませんので、選ぶ大前提として、まずはきちんとこちらの意図や気持ちを汲み取ろうとして下さる方、そしてこちらの無知にも丁寧にお付き合いして説明をしてくださる方ということは意識していましたが、最終的には「気が合いそう」、「作品が自分たちのイメージに合いそう」という直観も大事にしました。
結果として、私たちの『家づくり』は非常に満足度の高いものでした。
TAMさんのすごいところは、専門家としての意見ははっきり持ちつつも、こちらの気持ちや考えも可能な限り満たそうとして下さることだと思います。何回も行った打ち合わせやメールのやり取りの中で、一度は「それは難しい」「現実的でない」と判断されたことが次回の打ち合わせ時には新しい提案の形で取り入れられることもしばしばありました。実際に家の形も3度ほど大きく変更していただきました。大変なご苦労をおかけしたと思います。
また、TAMさんのホームページには“私共には「住まいを楽しんでもらおう」という気持ちが第一にあります。”と書かれていますが、まさにそれを地で行く作業でした。素材一つ一つをとってもサンプルをきちんと提示してくださったり、一緒にショールームを回ってくださったり、インテリアもこだわりを持ってお勧めして下さったり。植木の移植や既存壁の清掃なども、一緒に汗水流して作業するなど、経費削減と家づくり参加の機会を作ってくださいました。子供たちも一緒に楽しんで作業したことは良い思い出となっています。
ご夫婦で営まれていることも大きな魅力でした。ご夫婦の軽妙なやり取りは非常に楽しく、お互いを補いあう役割分担もされていて、こちらとしても「ここはご主人の意見を聞こう」「ここは奥様の意見を聞きたい」とそれぞれを頼りにさせて頂いておりました。
施工はやはりTAMさんのお引き合わせで内田産業さんにお願いをしました。TAMさんの監理のもと、非常に丁寧にお仕事をしていただきました。大変感謝しています。大工さんとの会話も楽しく、メンテナンスでまたお会いするのも楽しみにしています。
我が家の『家づくり』はまだ終わったわけではありません。TAMさんからは「これからはDIYの部分もボランティアでお付き合いしますよ」と笑顔で仰っていただきました。少しずつ生活に合わせて整えたり、維持していく部分があり、メンテナンスがあります。作りっぱなしではなく、その後のことも丁寧に配慮いただき、末永いお付き合いとなることが今後も楽しみです。
レンガ色がお好きで親家のポーチや既存駐車場床にも使われていました。 外観のポイントカラーをレンガ色とし、シンプルな外観にまとめました。 玄関ドアは木製防火戸。行き来する両親のための手摺を設けました。 屋上テラス、ペントハウスがご希望のため棟位置をずらし、パントハウス部に3面の外壁が出来るようにしました。
屋上に上がる階段は蹴込板をなくすことで階下に光を落します。 手摺は受け共に製作としました。
本棚、机、書類棚、ダイニング棚は大工工事+建具工事。
法的延焼線内にある玄関ですが、木質感がお好きなクライアントさんのために、 チーク・オイル仕上の防火玄関扉(ガデリウス社のスエーデンドア)を選びました。 軒裏は下地に30mm合板を貼ることで、レッドシダーの羽目板張りが可能になっております。隣のご両親の行き来のために手摺を設けました。
階リビングダイニングからつながる濡縁はガーデニングのために提案しました。 2階テラスは巾3間、奥行1間あります。洗濯物を思い切り干したいとのご希望を叶えました。 子供室前に視界も床もつながる空間は、子供たちにとって楽しい場所となるでしょう。 屋上テラスは空に開けた場所です。前面がずっと2階建のため珍しく遮るものがなく都心が遠望できます。
窓周りはウイリアムモリスのファブリック、家具はカンデイハウスをコーディネイトしました。
窓周りはウイリアムモリスのファブリック、家具はカンデイハウスをコーデイネイトしました。
食卓灯も経済的にデザインしました。
TV棚、上部飾棚は大工工事+建具工事。
奥にはパントリー、勝手口があります。 棚は大工工事で、重たいものを載せても大丈夫です。 床下点検口を兼ねた床下収納を設けました。
屋上に上がる階段は蹴込板をなくすことで階下に光を落します。 手摺は受け共に製作としました。
防音施工された音楽室です。 床は床暖房があるのでブラックチェリーの複合板、机、棚は無垢材です。 床下地材と壁、天井の石膏ボード下地の上に遮音シートを貼りその上に壁、天井は吸音材を入れシナ合板、穴あきシナ合板を施工しています。 外部窓は木製気密内窓に遮音ガラス、入口ドアはベタ芯気密ドアとしグレモン錠で気密します。バイオリンがご趣味のため多少不安がありましたが、外部ではほとんど音が聞こえないようです。
木製玄関ドアをご希望でした。延焼線に当たるためガデリウスの防火木製ドアを提案しました。 照明器具は、シンプルな中に華を添えようと、ステンドガラスカバーを提案しました。ヨーロッパアンティーク復刻をつくるサンヨウの製品です。
造付けの下駄箱です。 箱はタモ集成材、棚はシナランバー材で大工工事、扉は引戸で建具工事です。 経済的につくることができます。
ミラー付メデシンボックスはカワジュンの製品です。
2つの隣り合う子供部屋。 壁の1面を明るいスプルースの羽目板張りとしました。 木質の安らぎとピンナップボードとして使います。 床も素足に気持ちの良い檜のフローリングです。
トップライトで明るい洗面所です。寒さを気ににされていましたが浴室暖房設置のため問題は無いようです。 雨の日物干し場として洗面所に物干しを用意しました。