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9坪のセカンドハウス。設計施工費がズバリ650万円。専門家が、可能な限り手作業で仕上げての費用内訳が参考になります。
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
富士山と愛鷹山に囲まれた標高1000mの十里木高原にたつセカンドハウスです。
9坪と小さな住まいですが、氷点下数度となる場所で通年過ごせるような仕様としています。
全てがシンプルな木の手づくりの住まいです。
住まいづくりを生業としているもの、DIY、直営など出来るだけやってみようと試みました。
「つくる楽しみ、住まう楽しみ」がテーマです。
息子2人(社会人と大学生)を当てにし、木の伐採、下草がりから始めました。
詳しくは私どものホームページブログをご覧下さい。
小屋づくりをしてみたいという方はご相談下さい。
工事金額の問合せを多くいただきます。
記載の総工事費650万は設計料含む登記までの金額です。
工事金額の建築本体(基礎・木工事・屋根・設備・電気)は直接発注で478万(以下すべて税別)です。
その他に(確認・設計料・地盤調査費・支給品/DIY材・キッチン・ストーブ材工等)で136万、
上棟式7万、別荘地管理費用(道路使用、給水接続・下水接続)15万です。
ここまでで636万です。
その他外構、ロールスクリーン等、登記(本人手続き)で20万となりました。
工事監理兼DIYに30回行き来しました。
このなかで設計監理料は72万ですので、交通実費(1回1万=高速料金+ガソリン代)を考えると約100万となります。
DIY部分の手間代は職人換算で塗装・防水30万、樹木伐採10万程度です。
工事店を通して建築する場合は建築本体の15%~が工事管理料+経費として上乗せされます。
私どもの価値観からすると、小屋づくりなのでほどほどの費用が良いかと考えておりました。
元々土地だけでは売却できないので、建物をつくり売却資産とするという目的がありました。
年間維持管理費(管理費・光熱費・税金・保険)は約10万です。
私どもの別荘地は築40年以上となりますが、半部以上は空き地(持ち主あり)です。
売れないので手放せない状況です。
どこの別荘地でも同様と考えます。
売れない土地は管理が出来ず森林化しています。
自然の中での暮らしはとても楽しいものです。
如何でしょうか?
PS.工事店を通さない直営工事について
確認申請は書類を設計者が作成、施工者欄は直営と記入し、建主が申請手続きを行います。
設計料、施工料(基礎・大工・屋根・設備・電気程度でまとめると良いかなと思います。)
各々と建主が請負契約を行います。
直営工事なので瑕疵担保保険はありません。すべてが自己責任となります。
設計者には総工事費に納まるように設計と見積を作成してもらってください。
その内容をもとに各施工者と交渉下さい。
工事金額には各施工者の基準が異なるためある程度の余裕を見て下さい。
安価な分大変ですが、住まいづくりを楽しむ気持ちがあれば良いかと思います。
PS.さらに金額のお話です。
週末住宅のご相談がありました。
別荘地で200坪、100万から300万です。
1000万以内でとのご要望です。
上水が道路まで、下水浄化槽となっていて、工事に仮設通路が必要になると、土地価格以上の金額になってしまいます。(週末住宅には自治体の浄化槽補助金はおおよそ出ません。)
傾斜地等になれば基礎工事がかなりのものとなります。
地盤が悪ければ対処が必要です。
また、直営可能な施工者探しは当てがないと大変です。
ご注意下さい。
外壁は杉の貫板の大和張り。 雨戸は防炎シート。 地面には地元で調達した軽くて安価なスコリア(噴石)で水はけ良くする。 自分たちの価値観でものを考えると、シンプルでローコストなものとなる。
夏の一日。モミの木の木陰のハンモックです。
造付収納箱の上にクッションをのせソファ風にアレンジ。 絵皿は12ヶ月の花々。東西南北に春夏秋冬を配置する。
ロールスクリーンがスクリーン替わりです。
予算を決め出来ることは自分たちで楽しく行う。 地元職人さんたちと楽しくつくる。 小さいからなんとかなると気楽に始めた計画。 まだまだやることは一杯。 計画の最初は家族総出の樹林の切り開きでした。
外断熱壁としたため構造現しである。 全て木であるためDIYが容易だ。
冬の山小屋。断熱設計監理をしっかりすれば快適に過ごせます。
十里木の山小屋付近は天然記念物アシタカツツジが自生しています。5月連休あたり敷地内でも花を咲かせてくれます。
「ごたごた荘」の館銘板をつくりました。
If winter comes,can spring be far behind.
コブシの蕾がふくらんできました。
40年前は下草と数本の樹木が現在は広葉樹、針葉樹とりまぜ鬱蒼とした様相を呈している。 素敵な樹木は生かさない手はない。 そして、建物入口にあるモミジ、アプローチのアブラチャンの株立、奥の大木モミの木、マユミと残したい樹木の間に建てることになった。 その中でもモミジはアプローチを彩り、天窓から枝葉が見えとても印象的だ。
外断熱で内部は木構造現しです。 床はスギ3層材、階段はスギ積層材、構造材は地場産のスギです。
外断熱で構造現しは、ローコストとDIYの楽しみがあります。 床は杉3層合板のビス止。建具、家具も杉3層合板か杉集成材で歩留まり良く計画しました。 床や壁のハードユースな部分はセメント板を使用しています。 大きな床下はDIY、ペレット収納、設備点検と室内の湿気防止です。
寛ぎのとき。ストーブの火、ガーデンライト。
住まいを計画するとき、そこに出来る空間と見える景色を想像する。
大開口である。 総重量とペアガラスの最大寸法とから考える。 中桟をつけて約53KGにおさえる。 この重さなら問題は生じない。
引戸、パネル、幕板で3層合板2枚使い切り。 とても歩留まりのよい建具だ。 真壁なので枠なしで納まる。 引戸手前のスキーラックはDIY。 玄関建具は3層合板のmサイズ使いきり。
オールステンレスのコンパクなキッチン。シンクがコーナーにあるので2人での食器洗い、収納が可能。 コンロはIH2台。食卓、屋外と移動可能なので便利。洗いカゴと置き場所を交替させながら調理、片付。 食器棚、家電台、冷蔵庫、洗濯機をキッチンの対面に同幅に納める。
木張りと言っても杉の貫材。 外壁材の良い物を選んだら無節となった。
防炎シートの雨戸です。 多少の防犯、バードストライク防止です。 屋外スクリーンにもなります。 ローコスト、ハイパフォーマンスに利用しています。
雨戸の防炎シートをバーベキュータープとして利用します。 山の天気は変わりやすいので、「Be prepared」
敷地に大きな2本のモミ(たぶん)があり、その場所は一段高くなっておりとても感じの良い場所です。 いずれと思っていたものが、コロナ禍の移動制限や自粛、キャビンの外壁メンテナンスと考えているうちに今ということになりました。 自宅のロフトに眠る画材やカンバス、物置に置かれた陶芸材料、自宅での置場に困っているザノッタサッコ、買い替え予定のヤマハグラビノーバ等を持ち込む予定です。 室内にはハンモックを吊るし椅子、ソファ、ベッド替わりとします。 屋外ポーチ、テラスでも吊るせるようにします。 室内6畳に4畳のリビングポーチとロフト、ポーチと一体床のモミの木下のテラスです。 施工メンバーと段取りと調整を始めました。 いよいよスタートです。
雨戸替わりの防炎シートは、屋外スクリーンにイイネという思いもありましたが、 機会もなく、夜に窓に張り付く虫を見るたびに気持ちもなかなか乗りません。 屋内ではロールスクリーンに写した映画を見るのですが、もしやと思い外から見ると・・・
OUR CABIN OUR DIY」十里木の山小屋にアトリエ棟の増築です 山小屋は9坪と小さく、寝る・くつろぐでいっぱい 自宅に眠る画材や陶芸材料を持ち込んだり自由に出来るスペースが欲しくなり、アトリエの増築となりました 詳しくは、https://suvaco.jp/project/fSQnjp80i1