注文住宅

専門家の自邸

南軽井沢の家

手掛けた建築家

設計、監理を担当

南軽井沢の家 (外観)

外観

写真:新建築社写真部

南軽井沢の家 (テラス)

テラス

写真:新建築社写真部

南軽井沢の家 (エントランス)

エントランス

写真:新建築社写真部

南軽井沢の家 (リビングダイニング 1)

リビングダイニング 1

写真:新建築社写真部

南軽井沢の家 (リビングダイニング 2)

リビングダイニング 2

写真:新建築社写真部

南軽井沢の家 (リビングダイニング 3)

リビングダイニング 3

写真:新建築社写真部

南軽井沢の家 (キッチン)

キッチン

写真:新建築社写真部

南軽井沢の家 (リビングダイニング 4)

リビングダイニング 4

写真:新建築社写真部

南軽井沢の家 (暖炉か燃えるリビングルーム)

暖炉か燃えるリビングルーム

南軽井沢の家 (浅間山を望むバルコニー)

浅間山を望むバルコニー

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手掛けた建築家

設計、監理を担当

用途

別荘

居住者

夫婦・カップル

所在地

長野県軽井沢

費用

設計・施工:4000万円台 ( 工事費 )

敷地面積

661.81㎡

敷地の特徴

傾斜地, 崖地

延床面積

122.52㎡

階数

2階建て

間取り

4LDK以上

期間

設計:7ヶ月 、施工:9ヶ月

完成時期

1992年07月

施工会社

株式会社 丸山工務店

手掛けた建築家のコメント

設計、監理を担当

約40度の急傾斜地に建つ山荘です。敷地の北側に浅間山を正面に、中軽井沢から旧軽井沢まで一望できる所にあります。
 丁度茶室や、数寄屋の庭と同じように北側に展開する光景は日に美しく映えて見えます。北向きの家といえばただ暗いだけという印象を抱くものですが、実際は全く逆で外部空間を主役に捉えた場合は最も良い関係となります。また、夏を旨とした山荘としても絶好のローケーションです。
 建物の前面は木々の幹に会わせたグレーの下見板貼りです。この壁には2カ所だけ開口が設けられています。正面右側の窓には、トップライトの光に照らし出された白い壁と、米松の屋根を受ける垂木が見え、室内に明るい空間があることを知らせています。この左側には門のような入り口があり、ここをくぐって、初めてこの景色と出会うことになります。
このテラスに接して玄関があり、ここから山の斜面に沿うように掛けられた屋根の下に入ります。中に入ると左側に浮くように架けられた大きな壁梁があります。
この壁梁は屋根を支えると共に、反射板の役割もはたし、ここに沿って作られたトップライトからの光はこれに反射し、間接光として下のリビングルームを照らし出す仕掛けとなっています。

トップライトの光は明るい反面暑さが問題となりますが、高原では利点も大きく、木々に囲まれて暗くなりがちな室内を明るく照らし、お盆をすぎる頃から早くもこの光の下での日向ぼっこが楽しみの一つとなってきます。
 この階段を下りると、正面には横長に切り取られた、景色が展開し高原に浮かんだゴンドラに乗るような気持ちが味わえます。
 リビングルームのある主空間は天井高さ、幅とも3間(約5.4m)の断面で、平面は3間×5間(9m)の黄金比からなる構成となっています。これから内部の空間は膨らみのある豊かさを得、内部にいる人は抱かれるような安心感のある空間となっています。又、室内の木は構造、仕上げとも全て米松白とし、これらが白の塗装の壁と対比して用いています。

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この事例のコンセプト

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手掛けた建築家

対応業務

注文住宅、リノベーション (戸建、マンション、部分)

所在地

東京都渋谷区千駄ヶ谷3-59-4-407

主な対応エリア

群馬県 / 埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県

目安の金額

30坪 新築一戸建て

3,600〜6,000万円

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@東京都