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暮らしやすさは人それぞれ。広いリビング、高い天井、段差のない家…。一般的に良いとされる家がすべて正解ではありません。私たちが提案する「暮らしやすさ」とは、「自分らしさ」。家づくりで大切なのは、いつまでも愉しく、自分らしい暮らしができることです。
この家のお施主様の思いも私たちと同じでした。
「建売住宅のような、似たり寄ったりのありきたりな家じゃつまらない。とにかく面白い家に住みたいんです。工務店やハウスメーカーでは、なかなか理想が形になりませんでした。」
そんなお施主様へ私たちが提案したのは、『リズム感(段差)のある家』です。キッチンへ1段、ダイニングへもう1段と、空間を段差でほんのり区切ることで、ワンルームの部屋にリズム感が生まれました。
また、リビングはあえて作らず、家族がそれぞれ好きな時に、好きな場所を選んで、自由に過ごせるような間取りを提案。ダイニングには出窓風のベンチを造作し、サンルームの暖炉前には構造体の柱を活かしたベンチを。そしてその周りには、本やおもちゃなど、自由な時間を過ごすために必要なアイテムを収納する場所も備えました。
コの字型の家の真ん中にある中庭のテラスは、外からの視線を気にせずくつろげるプライベート空間。ここもまた、自由に過ごすための場所のひとつです。サンルームとテラスの床はほぼフラットに。仕上げのタイルを揃えることで、中にも外にも広がりを演出しました。大きな木製の掃き出し窓を開けると一体感が生まれます。
家族がそれぞれ別々の場所にいても、別々のことをしていても、お互いの気配を感じながら自由に過ごせる家。ちょうど良い広さ。ちょうど良い間取り。ちょうど良い段差のある『オモシロイ家』が完成しました。