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傾斜地形の頂上に位置し、敷地奥方向に眺望が広がります。建物の複雑な形状は、敷地形状や法的制限、ご要望の機能から導き出しています。
住宅のコンペにより選定頂きました。三十数案の中から一番ご要望の内容に合っていたと同時に一番印象に残ったとのことです。
都市の中のリゾートのような暮らしを求められました。
傾斜が大きく不整形な土地に法制限などきびしい状況でした。しかし、南西側は窪地で落ち込んでおり眺望が良く、まるで競技場スタンドの一角をなすような立地でした。
建主は大きな居間空間とロフト的な書斎及び屋上ガーデンを要望されました。これら条件をクリアするため、7つにおよぶ細かいレべル設定、開く方向や繋ぐ位置の検討を経て、導き出した空間はは、窪地に対して大きく開く巨大なメガホンのような形状です。さらに住宅内部のシークエンスを展開させることで狭くても豊かな空間を作り上げました。
複雑な形状にどのような空間になるかとても楽しみにされていました。竣工し出来上がった空間にとても感激頂きました。
コンペ時のご要望から何点かの変更がありましたが、コンペ案のコンセプトを変えないように建築主と話し合いながら設計を進めました。
ガレージのオバードアは、既製品の面材がいいものがありませんでした。半透明のツインカーボをご提案し、建築主と一緒に付け替えました。
前面道路からの外観です。傾斜地の頂上に位置し、奥に眺望が広がります。建物の複雑な形状は、敷地形状や法的制限、ご要望の機能から導き出しています。 1階左側のガレージのオーバードアは、建築主と一緒に半透明のツインカーボに取り替えました。
ダイニングキッチンからリビングを見ます。奥の上部は書斎です。
リビングからダイニングキッチンを見ます。左手のローボードとソファーテーブルも製作しました。
書斎よりリビング、ダイニングキッチンを見下ろします。
書斎よりルーフバルコニーを見ます。奥に眺望が広がります。
眺望を満喫するルーフバルコニーです。上部は屋根形状に合わせたルーバーです。
将来は、梁を利用してロフトを設置する予定です。上部奥の窓はルーフバルコニーに繋がります。また、2室に分けることも可能です。
地下の寝室です。地下といっても傾斜地なのでほぼ外部に面しています。開放的な上階に比べて落ち着いた空間としています。
トイレ洗面脱衣室です。右は寝室、左は浴室です。
リビングの夜景です。ローボードの間接照明がベース照明になっています。