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設計、監理、エクステリア(庭・外構)を担当
この家は、京都のベッドタウンにある。
大手ハウスメーカーに勤めていたご主人は、退社しwebサイトに店舗を開いた。
商品の収納とディスプレイを兼ねたリビングの棚がある。
求められたのは、ローコストで好きな雑貨に囲まれて暮らす家。主たる空間を2階に集め、リビング、ダイニング、キッチンが一体となる大空間とした。動線を出来るだけ減らし、小さくて大きな家を目指すためである。
2階の一室空間は南の高い位置に窓を設けるため、片流れの屋根とした。構造材を細かく、規則正しく配置することで、重量感を減らした。壁はペンキ仕上げ、天井は構造用合板、床材はパイン材の無垢フローリングを使用。安価でシンプルな素材がアンティーク雑貨をさらに引き立てる。
設計の時に考えることが多すぎて、時間がいくらあっても足りなかったです。理想としては1年ぐらいかけて、ゆっくり考えたかったです。
・リビングから近い場所に造った洗面は便利です。
・天井が木製なのでネジ等を使って室内に物干しをつるしたり、テントを乾かしたりと便利。
寝室もステンレスポールをつって毎日布団を干しています。
・玄関を広くしたので自転車(4台)が入れられて便利です。
・チェッカーガラスはかわいくて嫁のお気に入りです。
・細長くて狭い仕事部屋兼クローゼットは使いやすいです。狭いので冷房もよく効きます。
・壁に取り付けた郵便受けは、外に取りに行かなくていいので便利。
・無垢材の床は雰囲気があっていい。
・オール電化はよかったです。賃貸の時より倍ぐらい広くなりましたが、深夜電力が安いためか 光熱費は安くなっています。
またIHクッキングヒーターは熱くならないので夏は特にいいです。お湯が沸くのも早いです。
・大工さんに作っていただいたキッチンは見栄えもよく、また思ったより随分安くてよかったです。
仕事場と生活の場が共存する住宅のため、細部にわたり打ち合わせを行った。
キッチンは背面のカウンターと共にタイル貼りの造り付け。夫妻のこだわりは細部にまで渡り、吊り戸棚のガラスは自らインターネットで探した。
制作もののダイニングテーブルも、イームズのチェアもこの家に良く合っている。
大好きなアンティーク雑貨に囲まれたリビングダイニング
オープンにすることで空間を広く使う。家族構成の変化にも対応しやすい。
大工工事で制作したキッチン。お気に入りのタイルを張りオリジナル性が高い。
大工工事で制作したキッチン。お気に入りのタイルを張りオリジナル性が高い。
キッチンの造昨家具はキッチン天板と同じタイルを使い統一。ともに大工工事で制作。
大工工事で制作したキッチン。お気に入りの天板にタイルを張りオリジナル性が高い。
2階廊下に設けた洗面
タイルで造作した洗面
2階廊下。洗面の先がお手洗い
お寺委の壁もお気に入りのアンティーク雑貨をちりばめる