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<希望を見事にカタチにする提案力と施工で理想の空間に>
ミッドセンチュリーの家具が好きで、それらが映える空間に住みたい、と考えていたSさん。
「新築でそれを実現するのは難しい。いろいろと考えた結果、リノベーションという選択肢に行き着きました」(夫)。
武蔵野市内で築36年の眺望の良いマンションを購入し、雑誌で知ったというすむ図鑑にリノベーションを依頼した。
Sさんは、LDKと寝室がひと続きのワンルーム空間にすること、大切にしている家具が映える空間にすること、3000枚以上あるCDを収納するスペースをつくること、などを希望した。
バルコニーが3面あり、角部屋のため窓が多い恵まれた環境だったが、DKの両隣に個室があったため、その良さを十分に生かしきれていなかった。また、壁や床のほか設備の老朽化も進んでいたという。
リノベーションでは個室間の壁をすべて取り払い、LDKと寝室がひと続きになった伸びやかなワンルームに変更。
リビングの一角にCD専用の収納空間を設けたり、寝室の隣にWICを配置するなど、収納も充実させることで暮らしやすさが格段にアップした。
<たっぷりの収納で竣工時のかっこよさをキープ>
「担当のコーディネーターが情熱的で親しみやすい方だったので、大いに相談できたのがよかった。
結果、私たちの希望を見事にカタチにしていただけました。現場の職人さんたちも、腕の立つ方たちばかりで頼もしかったですね」と夫妻は満足そうに話してくれた。
眺望の良さを存分に生かしたLDKの床には、夫がこだわって選んだという幅広のアンティーク無垢フローリングを採用した。
存在感のある家具ともうまくマッチしている。
「CD専用の収納スペースや広いウオークインクロゼットも大正解。おかげで、竣工時のかっこよさを維持できています」(夫)。
床は夫が幅や素材にこだわって探したという無垢フローリングを採用。現場で塗装して、理想的な風合いに。「裸足でペタペタ歩けて、快適です」と夫
キッチンとLDの間には、すりガラス入りの折り戸が設置されていて、仕切ることもできる。ふだんは壁側に寄せている
CDの収納はリビングの裏に廊下を作ることで一面CDのタイトルの見える壁画となった。
イタリア製の大判のタイルを取り入れたオープンなキッチンは、スタイリッシュで重厚感のあるデザイン
キッチン隣の眺望の良い窓側にデスクと本棚を造り付けた。その先が寝室。「夜景もすごくキレイなんですよ」と奥様
窓が2面あり、明るい寝室。あえて入り口には建具をつけず、LDKとひと続きに。寝室の隣に広々としたウオークインクロゼットを配置した。
寝室の壁面には天井まで使った大容量の本棚を造り付けた
床にイタリア製のタイルを使ったサニタリー空間。洗面台の前の壁をすべて鏡張りにしたことで、より広々と感じられる。バスルームのドアにもこだわった
洗面台の背面に収納カウンターを造り付けた。生活感が出やすいものはカゴや扉付きの棚にしまっている。