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古い家屋が狭い道路に面して建て込んでいる街並みが、新しい住宅の道路からセットバックした庭や駐車場のオープンスペースにより、少しずつ変わりつつあります。そのような街に一層のゆとりを与えたいと考えました。圧迫感を和らげるため、建物を大小二つのボリュームに分け、背の低いボリュームを道路側に配置し、背の高い方を中庭を挟んだ敷地の奥に配置しました。道路側で奥まで伸びるアプローチ空間が、中庭の緑の景と道路とを繋いでいます。
新たな住人が、街と繋がり、街に潤いを与え、豊かな生活を送る。そのような想いが、建物全体の在り方から手に触れる部分までをこだわりました。
アプローチで車の足元を楽しめます。
植栽を楽しみながら玄関に至ります
街並みの様子が垣間見れます。
玄関ホールの階段は壁からの片持ちとし、浮遊感を出すことで玄関が狭く感じられないようにしました。
LDKワンルームです
リビングからは中庭の緑が楽しめます
壁の向こうはパン製作コーナー兼パントリーです
パン製作コーナー兼パントリーです。 外の様子を見ながら趣味のパン作りを楽しめます。
リビングから玄関横の植栽を楽しめます
廊下の一部に書斎、書斎から階段を上がって3階の子ども室に入ります。
子供室は階段にオープンな配置です。 書斎を見下ろせます。
天井の木の香りが漂います。 カビが生えないようしっかり換気が必要です。
道路から見る建物全景。 道路側は窓が少ないので、プライバシーは確保。 アプローチは門扉無しで、道路からも奥の植栽が伺えるようにしました。