『武蔵境の家』 日本家屋と庭を生かした家族が集う空間へのリノベーション





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北海道の当別町に立つ4人家族のための住まいです。雪の多い地域で、比較的敷地も広いため、西へ4寸、東へ2寸の片流れの勾配屋根として両方向に落雪するよう計画しました。
基本的な仕様は床はナラ無垢材貼、壁はラワンベニヤ目透かし貼、天井はトドマツ梁あらわしによる構造用合板貼です。
家族の諸条件と積雪環境とをシンプルに反映した北国の住まいです。
コンパクトな住まいではありながら開放感のあるキッチンとリビング、趣味のドラムを演奏出来る簡易な防音室やカーポートや焼き肉などにも使うことのできる半屋外空間が求められました。
西側に主屋(1F:リビング/寝室/水回り、2F:子ども室/ロフト)を東側に下屋(アプローチ/防音室)を計画した断面構成です。内部空間では登り梁をあらわしにしており、特にリビングからは、下階から上階へ伸びている様子がわかります。光を浴びる機会の減る冬期にも、室内に十分な光を取り込めるよう、リビングは南面に、子ども室は東面に大きな開口部を設け、また、暖房効率の向上や通風確保のため、2F踊り場や子ども室は開き戸を効果的に使っています。
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