家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
クライアントの要望は、外観上廻りの町並みと馴染んだ佇まいとして、風通しが良く、家族の気配がどこにいても感じられること、そしてちょっとした眺望が得られること、というものであった。空間が開放的で一体感を持つようにツーバイテン材を細かいピッチで設けた化粧垂木小屋組としている。小屋梁、小屋束のない空間は、在来工法でありながらも量感のある内部空間を実現し、空に抜ける眺望と南北の風の通り道を確保している。内部建具は全て木製の引き込み戸とし、開けると吹き抜けを介して全ての室がつながりを持つ。ロフトはオープンにせずあえて腰壁を立ち上げることによって、リビング、ダイニング、書斎とつながりながらも独立した空間とした。全体として一体的ではありながら独立した様々な居場所を設ける構成として、生活の様々なシーンが一体空間の中で展開される住まいとした。
Photo Copyright nacasa and partners inc.
Photo Copyright nacasa and partners inc.
Photo Copyright nacasa and partners inc.
Photo Copyright nacasa and partners inc.
Photo Copyright nacasa and partners inc.
Photo Copyright nacasa and partners inc.
Photo Copyright nacasa and partners inc.