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「望月居」は古家付きの土地を購入し、建物を解体して新築した物件です。
2台分の駐車スペース、寝室3室、リビングからキッチンまでつながる広いLDK。
仕事に育児に多忙なご夫婦の生活動線を反映した平面プランで、機能性とデザイン性を両立させました。
働く子育て世代のための動線は、玄関を入ってキッチンやリビングに到達するまでの間に、帰宅時に適していた荷物を全て下ろせるで動線です。
玄関から洗濯室に直行して保育園の洗濯物を下ろし、そのままストックルームに移って宅配のに日用品を下ろし、そのままキッチンに入って食品を下ろす。
リビングで子供と向かい合う時には、全ての荷物を降ろして、しっかりハグしてあげることができます。
外出時は、寝室から玄関前の収納から、保育園や会社用の荷物をピックアップ。
高い断熱性能、オーダーキッチン、子育て世代のための動線。
オープンな下駄箱
玄関まで見通せる通路に面して、本棚が並びます。 モノをそのまま収納できる見せる収納は、床を散らかさないための必須アイテム。 本だけでなく、アルバム、子供用玩具、コーヒーマシン、観葉植物他何でも、収納がデザインにつながります。
壁面のタイル仕上げと質感を合わせたおしゃれなキッチンは、イタリアのユーロモビル社製。 背面には食器棚や調理機器を乗せるカウンター、正面には吊棚を備え、収納スペースもたっぷり。 面材と室内の仕上げの歩調を合わせることで、家の中でキッチンが浮いて見えず、シックな家のシックなキッチンが完成しました。
テラスで庭とつながる広いファミリールーム。 過ごす時間が一番長いファミリールームは、夏は埋め込みのエアコンで、冬は蓄熱式の床暖房で温度を保ち、C値0.8の断熱性能が四季を通じて快適な環境に保ちます。 この家のために調色した幅広のオーク材が、ゆったりした空気を作る快適な空間です。
1階はトイレとバスルーム以外、すべてのスペースが仕切りや扉なしにつながります。 部屋の片側がテラスで横方向に、片側が階段吹き抜けで縦方向に吹き抜けるレイアウト。 それぞれの面積は限定されても、上下左右と連続する空間が室内にゆったりした広さの感触を与えます。
階段の足元にもちょっとした収納が。 通勤用のバッグ、会社の資料、学童用の靴・道具・給食袋に体操服・・・。 社会生活に伴う荷物の数々は、家の中では散らかりの原因に。 玄関への通り道に収納すれば 個室やファミリースペースに持ち込む荷物の量が減り、片付けが容易になります。 「散らかり」とは、行き場のないモノが視野に入ること。 モノの行き場を作れば自然に解消する現象なのです。
GAGGENAUのバーベキューグリルを備えた、憧れのキッチン。キッチンファン垂涎の構成です。 ガスコンロの下部には同じくGAGGENAUのスチームオーブン、シンクの下にはコンポーザー型生ごみ処理機の「キッチンカラット」。 そしてキッチンの裏にはたっぷり収納できるパントリースペースも完備しました。
キッチンから見たダイニング〜リビングスペース。 天井は吹き抜け、天井までの窓からテラスが、視線を外部に誘導します。 食器棚、テーブル、棚、フローリング、照明まで色と質感をコーディネートして、居心地のいい落ち着きを実現できました。
二人が同時に使える、人工大理石の洗面カウンター。 ストックルーム・パントリーへとつながるこのスペースこそ、「働く子育て世代の家」の入り口です。 玄関のすぐ横にあり、帰宅した人はリビングやキッチンに入る前に、洗面洗濯室に入れます。 ここで手を洗い、洗濯物を出し、つながるストックルームにお届け品を収納し、さらにパントリーに買い物を収納したら、そこはキッチン。 帰宅して子供や家族とふれ合う前に、荷物の全てをあるべき場所に送り届けることができる「働く子育て世代の家」。 洗面洗濯室から家を考えると、家族の問題の多くが解決できそうです。
洗面洗濯室とキッチンをつなぐストックルーム。 広さは畳2枚分、すぐ隣に同じ広さの食品用のパントリーを備えます。 もちろんパントリーはキッチンとつながり、キッチンはダイニング・リビングとつながる。 家のパブリックスペースとバックヤードがひと続きになる動線が、暮らしやすさの利便性とおしゃれな空間の両立を実現しました。
すっきりしたレイアウト、天井のレインシャワー。 カランの並ぶ壁面は中が収納で、家族全員のボディソープもシャンプーも、子供用のバスグッズも収納できます。 大手メーカーとは一線を画すクールなユニットバスは、ホテルなどにユニットバスを卸している「スピリチュアルモード」の製品。 普及品と超高級品の落差が大きいバス周りですが、手の届くデザイン商品も支持を集めています。
玄関からすぐの場所にある階段吹き抜け。 上部の窓から光が落ちて、玄関周りがいつもほんのり明るくなる効果があります。 階段下には外出用の荷物を収納できるので、寝室に持ち込む荷物の量を減らすことができます。 階段下にはもう一つの機能が。 実はその場所は、最近リクエストの多い「ルンバの基地」。 「働く子育て世代の家」に自走式掃除機はもはや当たり前の存在で、設計時には必ずそのための場所を考慮します。
1階のダイニングスペースは吹き抜けで2階の寝室の一つとつながります。 家族の様子を感じながら別の空間で過ごすことができる。 つながりながら独立を確保するのがプライバシー。 大人にも子供にも通じる、家の身体感覚です。
緑が鮮やかなテラス、芝生は実は人工芝。吸水性は天然芝と変わらず、芝刈りの必要がありません。 ご多忙な家族を癒す庭のグリーン、ここにもお施主様こだわりの工夫がありました。
テラスから見る夜の室内、 温かく、明るい、家族の未来を象徴するような夜景。 美しい夜の風景を形作るのは、光色が格段に良くなったLED電球です。 白熱球よりすっきりして蛍光灯より演色性の高いLEDの光が、家族の空間をより美しく見せます。
「自分の家を建てるために、関西に引っ越して来ました。」 最初のご相談でお聞きしたその言葉に、身の引き締まる思いがしました。 家は家族が生きる場所、家族が帰る場所、いつまでも。