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道路側の開口部を小さくして、スリットのある塀を1階の開口部の前に作って、道路からの視線を緩く制御しました。また2階には大きなバルコニーを設け、建築主様の好きなGreenを置いて庭のように扱い、2階での開放感を演出しました。
2階はプライベート専用ですが、1階のリビングダイニングのリビング部分は可動の間仕切りによって、独立したゲストルームに早変わりします。ダイニングからは、キッチンを通って玄関への裏動線が確保されています。
建築主様の要望は「ずっと居たくなる空間と、趣味のクラシックと読書が楽しめる家」ででした。
数十年前に開発された郊外の「小さな敷地」が密集した住宅地域で、車2台の駐車場を確保しながら、いかに潤い感「密集した住宅地域の中のオアシス」のある住宅にするかがテーマでした。建築主様の「植栽等は自身で行いたい」との希望で、植栽を植えるスペースだけを建物の周りに確保しました。バルコニーも含めて、現在ははGREENで溢れています。駐車場もタイヤが嵌らない大きさでコンクリートにスリットを入れて、スリットにも下草等のGREENがあふれています。
「ダイニングの天井の低い空間と、リビングの構造体を見せたダイナミックな空間構成」にはとても感動して頂きました。
工務店との展示会で知り合い、その後は工務店も含めてプランの打ち合わせがスタートしました。
「今までの住み慣れた環境」への意識が強くて、プランは10回ほど提出いたしました。プランの2回目の提出時に「契約」をして頂きプランの段階で、ある程度の「色決め」、「納まり図の提出等」を行い細部まで煮詰めていきましたので他の住宅より多くの時間を要しました。
建築主様に床の養生が取れる前に「設備等の確認」を行ってもらいましたが、空間に感動して一時間ほどその場を動きませんでした。
読書とクラシック音楽とグリーンが好きな建築主の為の住宅です。 個の時間をゆったりと楽しめるように、外部とは繋がりながらも外からの視線を制御し、 内部からは視線が抜けていく開放感を主に考えてあります。
床はナラの無垢フローリング、壁はブニールクロス貼り、 天井は構造材表しです。 1階のリビングダイニングのリビング部分は可動の間仕切りによって、独立したゲストルームに早変わりします。ダイニングからは、キッチンを通って玄関への裏動線が確保されています。
2階にある読書の為のスペースです。 クラシック音楽を聴きながら読書をしたいという 建築主の要望にこたえた専用のスペースです。 2階にいても1階の気配が感じられるように、階段 の脇に配置しました。
「おもてなしを大切にするスペース」 リビングの一角の花を飾るスペースです。 小さな床の間の感覚で造りました。
床はナラの無垢フローリング、壁はブニールクロス貼り、 天井は構造材表しです。 ダイニングの天井を低くして「落ち着き」を醸し出して、リビングの天井は「構造体のむき出し」としてダイナミックさを表現しました。
キッチンはステンレスの業務用のキッチンを使用しました。
天然木の自然素材と白い壁に囲まれて、前の大きなバルコニーに緑を沢山おいて、2階である事を忘れるように設計しました。
視線の抜けを考慮して、寝室の入り口には透明ガラスを使用しました。
床を黒の墨入りモルタルで仕上げました。 これによって、木目の美しさが際立ちます。
玄関からキッチンに続く裏動線の廊下です。
小さな南道路の敷地に建てたミニマルな住宅です。道路からの視線はスリットのある塀で緩く制御して、大きなバルコニーを庭のように扱っています。
鉢植えの植物を置いて、「庭のように楽しむバルコニー」として生活しています。