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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、インテリアを担当
築45年の「一戸建ての借家」を300万円(設計料別)でお洒落にリノベーションしました。これでまた20年は使えます。5年で元は取れるので、解体を考えていたオーナーさんはとてもお得だと思います。
リビングの天井を抜いて丸太梁を見せ、既存の天井から上はラーチ合板を張って胴縁押え としました。 床はパインの無垢フローリングのオイル拭き取り仕上げです。壁は既存の繊維壁を落して、モルタルの下地にアイボリーの防カビ塗装としました。 外壁は既存のトタンをはがして、断熱材付の金属サイディングを張っ てあります。
不動産屋さんの紹介でした。
オーナーさんは「古いので解体するつもり」でしたが、解体すれば「雑種地扱い」になり土地の税金が上がってしまいます。私が「5年で元が取れるようなリノベーション」を提案して、スムーズに決定しました。
床下の土台・柱などは痛みがありませんでした。古い建物ですが平屋建てですので、地震時に「避難する時間は稼げる」との判断で耐震補強はしてありません。
オーナーさんが「若い方に入居して頂きたい。」という意向でしたので、リビング部分の天井を抜いて古い丸太梁を見せて、既存の天井があった部分から上は「ラーチ合板の胴縁押え」として、床は無垢板のパインの無垢フローリングを張りました。
オーナーさんも不動産屋さんも見違えるようにきれいになって、入居者さんもすぐに決まってとても喜んでいました。
大まかなアウトラインとイメージ画だけオーナーさんにお伝えして、いつもお付き合いしている「腕のいい大工」さんに解体工事もして頂きながら、傷んでいるところを確認しながらの同時進行で図面の作成と見積もりを進めました。
リノベーションは「隠れている部分」を開けてみないと「傷んでいるヶ所」が分からないので苦労しますが、今回は「上記の方法」でオーナーさんに納得して頂きました。
不動産屋さんがネットに出してすぐに問い合わせがあり、早々と入居者さんが決まって安心しました。