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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネートを担当
定年を迎えられた夫婦がお祖母様と同居することになり、
実家の古民家再生計画がスタートしました。
計画当初の要望は隣接する納屋の全面改装でしたが、
同じコストをかけるなら造りの良い母屋にかけることをお勧めしました。
アイランド配置のキッチンや吹き抜け空間に戸惑いを持っておられたようでしたが、
暮らし始めて動線の快適さと吹き抜け上部から柔らかく降り注ぐ光に満足頂いています。
キッチン収納や階段家具、下駄箱などの造作家具以外に
洗面カウンターやTV台なども設計製作させていただいています。
屋根の葺き替えや蔵の全面改装の他、外構も全てリニューアルさせていただきまし
お祖母様が母屋、施主夫婦が離れで生活していたところへ、息子家族が同居するということになった。
母屋、納屋、蔵、離れがあるが、三世代が同居する一番良い計画を提案してほしいとのご要望があった
古民家再生の原点ともいうべき、既存の物や空間の印象を残しながら、断熱や吹き抜け、対面キッチンなど現代生活の利便性の融合に工夫を凝らした。古民家にありがちな使用されない上座も、生活の中で自然に活用できるよう配慮している。
お祖母様の寝室以外の部屋は殆ど使用していなかった。その未使用の部屋や蔵を殆ど全て有効に活用できるようになり満足しているとのこと。
新しい暮らし方に多少の抵抗を見せておられたお祖母様が満足されるよう、既存を生かすモノづくりの表現と、暮らしの利便性の融合を目指した。
暑さに対する家造りである民家に対し、寒さをしのげる断熱性能の向上を図っている。その中で既存の風合いを生かすためのバランスは、施主と思いの共有は図っている。